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株式会社グループSNEオフィシャルサイト

アドベンチャーゲーム:ザ・ダンジョン

アイテムを探し、謎を解け! 新機軸の協力型カードゲームが登場です。

文:笠竜海

作:フィル・ウォーカー=ハーディング、マシュー・ダンスタン
監修:安田均
翻訳:笠竜海、ゼサン、羽田紗久椰
制作・発売:グループSNE
定価:3,000円(+税)
JANコード:4580552550285
発売日:2020年7月31日(金) 

プレイ時間:90分×3 プレイ人数:1~4人 年齢:12歳以上

・目が覚めたら


「どうして自分はここにいるのだろう?」きみは考えた。だが、記憶をたどろうとすると頭が痛んだ。そこでまずは、周りを見てみることにした。
 格子つきの窓から差し込む光で、少しずつ周辺の様子が見えてきた。きみが横たわっているのは、汚れた小部屋の石の床だ。地下牢だろうか? すばやく窓に目を戻す。確かに、窓は硬い鉄の棒で塞がれている。不安な気持ちで再び周囲を見渡した。床にぼんやりとした影がいくつか見えた。扉の下には黄色い光がちらついている――


・どんなゲーム?

『アドベンチャーゲーム』シリーズは『EXIT 脱出:ザ・ゲーム』シリーズで知られるKOSMOS社が2019年にリリースした協力型ボードゲームです。
 本作の舞台は地下牢(ダンジョン)。主人公たちは暗い牢獄で目を覚まし、この場所に関する記憶をすっかり失っていることに気づきます。
 プレイヤーは自らの分身となるキャラクターを動かし、ダンジョンの謎に挑みます。4人のキャラクターは得意分野を生かして危険に対処し、しだいに記憶を取り戻してゆきます。謎の答えのすべては、ダンジョンに眠っているのです。
 本作は3章構成で、展開によって異なるエンディングにたどりつきます。繰り返し遊ぶことも可能で、高評価を求めてのやりこみプレイも楽しめます。

・すべてをつなぐ番号(キーナンバー)

 このゲームの根幹を成すのが、エントリー番号を使った参照システムです。ストーリーブックには文章を細切れにしたエントリー(パラグラフ)がいくつも書かれていて、それぞれに対応する3~6桁の番号を正しく読むことでストーリーが展開します。
 とりわけ特徴的なのは、アイテムとアイテム、アイテムと特定の場所を組み合わせるシステムです。



例:あなたはアイテムとして、アドベンチャーカード10(ネコ缶)15(缶切り)を見つけました。場所601にあるベッドの下からは、可愛らしい鳴き声が聞こえています。
 あなたはネコ缶を開けることを思いつき、カード10カード15を組み合わせました。エントリー1015を探します。
 エントリー1015は存在し、「すばらしい、きみは缶を開けるのに成功した。アドベンチャーカード10と15を箱に戻し、アドベンチャーカード12を受け取ること」と書かれています。
 カード12は「開いたネコ缶」でした。では、ネコはどこにいるのでしょう。ひょっとしたらベッドの下? 次の手番を迎えた仲間が、カード12場所601を組み合わせ、エントリー12601を探します……。




 本作には様々なアイテムが登場し、いくつもの障害を乗り越える鍵となります。試行錯誤して正しい道を見つけたときの快感は、デジタルな「アドベンチャーゲーム」と一緒です。もし行き詰っても、ヒントを使えば簡単に進めます。

・広がる冒険の世界

『アドベンチャー・ゲーム』シリーズは全世界で高評価を受け、続々と新作が発表されています。現在6作予定で、第4作が発表されました。弊社も本作を皮切りに、順次翻訳・出版していく予定です。 日本語版第2弾として、巨大企業に挑むサスペンスアクション『モノクロームINC.』が2020年10月発売予定です。

さらに第3作『火山の島(仮題)』(原題は『Adventure Games - Die Vulkaninsel』)の翻訳も計画中です。また、第4作は廃ホテルをテーマにした次回作も発表されています。

どんどん広がる 冒険 アドベンチャー の世界へ、大きな一歩を踏み出しましょう!