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TOP > 製品情報 > ソード・ワールド > 各ルールブック、サプリメント(データブック)のルール相関について(『ルールブックII改訂版』『イグニスブレイズ』発売を受けて)

各ルールブック、サプリメント(データブック)のルール相関について
(『ルールブックII改訂版』『イグニスブレイズ』発売を受けて)


← ルールの上書き関係 目次 『ルールブックII改訂版』にしか存在しない表データ →



イベントにおけるルール採用
 ここでは、我々が各種のイベントでGMを行う場合、どのようなルール採用があるかを紹介します。

 
ルールの取捨選択はGMの裁量で!
 ここでは、我々(SNE)が公式なイベントでどのようにルール採用を行うか、レギュレーション(規定)を紹介します。
 しかし、これは、あくまで我々がイベントでどう対応しているかの紹介です。
それぞれのルールをどう採用していくかは、あくまで各プレイグループごとに定められるものであり、各GMの裁量で決定されることを念押ししておきます。GMは、プレイに先立ち、どのルールを採用するか、プレイヤーとのコンセンサスを取るようにしてください。

 
 
基本ルールブックのみ
初心者向けなどと銘打たれて行われるイベント、セッションの場合、基本ルールブックのみを採用したものになります。このときの、基本ルールブックとは、『ルールブックI改訂版』『ルールブックII改訂版』『ルールブックIII』を指し、次の3つのパターンがあります。


   『I改』のみ
   『I改』+『II改』
   『I改』+『II改』+『III』


 来たる、JGC2013における
初心者対応卓は、これで行われます。使用するルールブックは、『I改』+『II改』となります。


キャラクター作成
 キャラクターの作成では、大まかに次の3種類があります。
  「かんたん作成」または、それに準じる
 種族、能力値、技能とレベル、戦闘特技、装備などがすべてあらかじめ準備されたキャラクターを参加プレイヤー人数+αで用意しています。プレイヤーは、その場でどのキャラクターを使うかを選択します。性別、年齢、経歴、名前などは、プレイヤーが決定します。
  基本データ+成長
 前項のように、種族、能力値、技能とレベル、戦闘特技、装備などが準備されたキャラクターが用意され、プレイヤーが選択しますが、それぞれ、所持金や経験点に余裕を残しています。
 それらを使って、成長やアイテム購入を行い、ある程度の個性化をプレイヤーごと行います。また、能力値の成長の機会もあり、規定回数だけ、セッション間の能力値成長を行います。
  「通常作成」または、それに準じる
 種族、能力値など、一からプレイヤーが作成します。「通常作成」(⇒『I』60頁)、で、能力値を決定します。
 その後、用意されている経験点を消費して技能とレベルを定め、必要ならば、規定回数だけ能力値の成長を行います。その上で、所持金や名誉点を使ってアイテムを購入してキャラクターを作成します。
 このとき、初期能力値の決定においては、「サイコロ使って3人分データを作ってみて一番気に入ったものを使用。どれも箸にも棒にもかからないと思うなら、GMに相談。その場合、GM判断で4人目が許可されることもある」というものが一般的です。
 
戦闘ルール
 戦闘ルールは、「標準戦闘」「簡易戦闘」のどちらかが用いられます。どちらが用いられるかは、それぞれのイベントごと異なります。

 
『アルケミスト・ワークス』の利用許可
「基本ルールブック」のみのレギュレーションであっても、キャラクター作成の利便を考え、「アイテムの購入や選択」に限り、『アルケミスト・ワークス』をプレイヤーが利用することを認めるのが一般的です(一応、GMの許可は取ってください)。
 また、敵対する魔物としては、『バルバロステイルズ』など、他の作品のものを用いることがあります。シナリオ・オリジナルの魔物が現れる可能性も存在します。もちろん、魔物知識判定に成功すれば、これらのデータは公開されます。

 
基本ルールブック+夏サプリ
 特に告知が行われない場合のデフォルトです。3冊の基本ルールブックに、その時点で発売されているすべての「夏サプリ」の内容を加えたものを基本とします。ただし、ルール・データについては、個々にその採用の選択が定められます(後述)。
 各「夏サプリ」で、ルール、データの採用がある部分について、該当する作品を所持していないプレイヤーは、GMからの貸し出しを受けて、それを利用することができます。とはいえ、まったく未見のルールやデータを、本と首っ引きで使おうとすることは、ゲーム進行にも影響しますし、遊ぶ本人もあまり楽しくないことでしょう。自身に無理のない範囲で、キャラクターを作成し、行動させるようにしてください。


 来たる、JGC2013における
一般卓は、これで行われます。


キャラクター作成
 前項「基本ルールのみ」と同様、3種類の作成があります。
「通常作成」やそれに準じる場合、能力値の決定において、『アルケミスト・ワークス』の「ポイント割り振りによるキャラクター作成」を認められます。これは、プレイヤー個人ごと、サイコロを振るか、ポイント割り振りを使うかを申告してください。どちらを選ぶかは、プレイヤーしだいです。ただし、サイコロを振った後、ポイント割り振りに切り替えることは、認められません。最初から、ポイント割り振りで行いたいと申告してください。

 
戦闘ルール
 戦闘ルールは、「熟練戦闘」「標準戦闘」「簡易戦闘」のどれかが用いられます。どれが用いられるかは、それぞれのイベント(シナリオ)ごと異なります。

 
各「夏サプリ」で、採用が分かれるケース
 このレギュレーションでは、原則として、すべての「夏サプリ」のルール、データが採用されます。しかし、一部に、それが分かれるケースがあります。
  蛮族PC(『BT』『CG』『IB』)
『バルバロステイルズ』『カルディアグレイス』『イグニスブレイズ』で追加された蛮族(蛮族サイドの人族=ダークドワーフを含む)は、イベントごと、認められるかどうかが異なります。そして、認められる場合でも、それが一部に限られるケースが少なくありません。
  妖精魔法の改定(『WT』)
『ウィザーズトゥーム』における、妖精魔法(ルール・データ)の改定は、採用するかどうか、プレイヤーが決定します。一つの卓に、採用するキャラクターと不採用のキャラクターが同時に存在することは望ましくありません。卓ごと、採用するか、採用しないかを相談して決めてください。
 なお、魔物は、プレイヤー側の採用不採用にかかわらず、改定データで妖精魔法を使用してくる可能性があります。
 
新作紹介
 そのときの新作にスポットを当て、その紹介(宣伝)をメインとするイベントの場合、それに特化したレギュレーションとなります。
 このときには、前記の2つ(基本ルールブックのみ基本ルールブック+夏サプリ)のどちらかを基調とした上で、焦点となる新作を加えた形で、ゲームは行われます。

 
オンラインセッションイベント
 富士見書房公式 TRPG ONLINEのような、オンラインの場でイベントが行われることもあります。このときにも、ルールはすでに説明した、「基本ルールブックのみ」か「基本ルールブック+夏サプリ」のいずれかの形に従います。
 このときには、その場所の特性上、戦闘ルールとして「簡易戦闘」が積極的に使われる傾向にあります。

 
何でも来い
 かなり限られたケースです。
 ごく小規模なイベントの場合、あるいは、卓ごとの裁量が大きくGMに委ねられている場合に、GMが「何でも来い」という場合があります。このときは、基本ルールブック、夏サプリ、冬の博物誌、すべてのデータを利用してキャラクターを作成することができます。ただし、
プレイヤーの側に用意があることが前提です。
 別に、「それらを駆使し、使いこなさなければ、死ぬ」ってわけじゃありませんので、お間違えのないよう。*
 この場合、戦闘ルールでは十中八九「熟練戦闘」が用いられますが、他のものである可能性は否定されません。



*「偉そうなボス」が「見せ場もなく散る」可能性は上がりますな……。

 
その他
 以上、基本的なケースを挙げてきましたが、イベントの性格や参加者の動向を見て、微妙に異なる規定としたり、その場で柔軟な対応をしたりすることもあります。「こうでなければならない」という種のものではないので、注意してください。
 

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