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日々つれづれ 09年04月
テーマ 「 golden 」

【04月30日 田邉彬子】

 今月のテーマはゴールデン
 ゴールデンと言えば……真っ先に思い浮かぶのはゴールデンウィークですね。
 次に007/ゴールデンアイとか鶴光の噂のゴールデンアワーとか。実はどちらも、観た事がなかったりしますが。
 あぁ後はゴールデン洋画劇場ですね。
 ゴールデン洋画劇場とは、1981年から2001年の20年間、毎週土曜日の夜9時から11時まで放映されていた単発映画の番組枠の事。
 中学の頃、観たい映画があって、頑張って起きた思い出が……。
 私は小学校の時は夜9時に、中学校の時は夜10時には寝ていました。
 こんなに早く寝ていたら、夜9時から11時まで放送されるゴールデン洋画劇場を観られるわけがありません。
 別にいいや映画を観なくても自分は死なないと思っていたのですが、中学2年生の時、どうしても観たい洋画が放送される事になりました。
 中学1年生の時にも観たい映画が放送された事があり、起きるぞ! とコーヒーを片手に頑張ったのですが……10時になるとともに、睡魔に勝てず寝てしまいました
 1年前と同じ失敗は繰り返すまい。
 そう心に誓った私は、その日の為に友人から夜起きるにはどうしたらいいのかを聞き、眠気が覚めるからと刺激の強いガムなどを用意しました。
 そして土曜日の夜の9時になり、私は万全の態勢でテレビの前に座りました。
 眠くなったらコーヒーを飲んで、ガムを噛み、なんとか11時まで起きられました。
 11時なると同時に、その場で横になって寝ましたけどね。
 しかも起きるのに必死で、映画の内容は全く覚えていませんでした。
 結局、後でレンタルビデオ屋に行き、借りて観ましたよ。
 こんな事なら、初めから借りとけばよかったと思いながら……。

【04月20日 北沢慶】

 今月のお題はgolden
 いつもならなにやらひねってひねくれた話題にしてしまうところですが、今回はベタにゴールデン・ウィークについて語ってみようと思います。

 いつの間にやら昭和の日みどりの日などがガッツリと祭日化され、半ば強引に大型連休になってしまったゴールデン・ウィーク。
 学生時代は堂々と連日休めるということで、いろいろ遊びに旅行に休暇にと、夢が膨らむキーワードでした。

 まあ、ボクラが学生の頃は、運がよくないといまみたいな連休にはならなかったんだけど。

 それでも連休って響きだけでうれしかったのは間違いないです。

 で、ですが。

 実はグループSNEという会社、毎日事務所に出社している人はほんの数人しかいません。大半の人はどうしているかというと、大概が自宅で作業です。
 事務所に顔を出すのは、打ち合わせか定例会議か、テストプレイか、リプレイ収録といったひとりでは不可能な仕事の際です。

 我々の仕事は基本的に原稿を書くことなので、締め切りさえ守っていれば、普段はどんな生活をしていてもOKなわけですな。

 そうなると、もう毎日が日曜日

 いや、どちらかというと夏休みが近いかな。
 ドデカイ宿題があって、計画的に進めないと最後の最後で大量の宿題と格闘しなければならないところあたり、すごく似ていると思うんデスヨ。

 そうなると、日曜日だとか祭日だとか連休だとか、そんなの関係なくなってしまうわけでして。ひどいときは今日が何曜日だったか思い出せない、なんてこともザラなのです。

 つまり、ゴールデン・ウィークなんて新幹線の割引チケットが使えなかったり、道路が渋滞したり、街に観光客が溢れたりするだけの、メンドクセーイベントでしかないわけですな。特に北沢は京都在住だしな。

 市内、夜中の12時回っても渋滞してることあるので、ぜひ公共交通機関をご利用ください。

 まあ、そんなことは些細なことだからいいとして。

 ボクラ作家にとって、ゴールデン・ウィークという言葉には、実は全然別のイメージがあります。
 それも、とてつもないネガティブ(否定的)なイメージが。

 そう!
 知る人ぞ知る、「ゴールデン・ウィーク進行」です!

 我々作家は、日曜も祭日も関係なく原稿を書き、平日もなにも関係なく休んだりしています。
 ですが、編集部や印刷所、流通関係は違います!

 ゴールデン・ウィークは、もちろん編集部はお休み(働いている編集さんはいます。お疲れ様です)。
 印刷所は当然止まります。
 流通も止まります。

 となると、連休が始まる前に全部の作業を終わらせねばなりません。
 流通 → 印刷所 → 編集部 → 作家 と、逆トコロテン方式に締め切りが前倒しになっていきます。

 つまり。

 締め切りがいつもより1週間から10日ほど早くなっちまうのです!

 呪われろ、ゴールデン・ウィーク!
 俺を殺す気か!


 案の定、3月〜4月上旬の北沢のスケジュールは地獄と化しました。
 ええ、死ぬかと思ったし、いまでもなお死にそうデスヨ(涙)。

 そして今年は、恐ろしいことにもう1回ゴールデン・ウィークがあるんです……。
 知らない人は、ぺらりと9月のカレンダーをめくってみるといいよ。

 お盆進行JGC進行もあるってのに、9月にもう1回ゴールデン・ウィーク進行だと!?


 ……想像しただけで、もう憂鬱になってきました。

 みなさん、よいゴールデン・ウィークを。

 休みを利用して、ファンレターとか書くといいと思うよ(涙)。

【04月14日 川人忠明】

「今月のテーマは、ゴールデンらしいですよ」
 ゴールデンかぁ〜。ゴールデンねえぇ(−ω−)………………………………。いやあ、まったく思いつかんな
「寒いダジャレなら、思いつかなくて結構ですよ?」
 ダジャレじゃないぞ、徳島センスだぞ。というか、そもそも徳島センスを考えていたわけではなかったが、君の言葉で自らの本分というものを思い出したよ。ありがとう!
「墓穴というわけですね。○| ̄|_ガクッ」
 まあ、『墓穴を掘らずんば墓地を得ず』という諺もある。気にするな。
「それを言うなら、『虎穴に入らずんば虎児を得ず』じゃないですか?」
 そうとも言う。まあ、某巨大学園ものPBMをやっていた人たちには、こっちで通じてるはずだからいいだろう。あっ、ちなみにPBMっていうのは、『Play by mail(プレイ・バイ・メール)』の略だ。簡単にいうと、手紙でやりとりするゲームだな。
「つまり、プレイヤーが自分のキャラクターの行動を手紙に書いておくって、ゲームマスターがそれを処理した結果を手紙で送り返してくるわけですね。いまなら、手紙の部分を電子メールに置き換えるとわかりやすいですか?」
 だな。もう二十年近く前の話だから、インターネットなんて小洒落たもんは普及してなかったんで、普通に郵便を利用していた。行動を送って結果が返ってくるまで、一ヶ月くらいかかってたぞ。いまから考えると、のんびりしたゲームだったなあ。
「それが、いまでは音声チャットでゲームができちゃう時代ですからねえ」
 うむ。『光陰矢の如し』とは、まさにこのことだ。(−_−)むむ〜ん…………………。
「? なに考えてるんですか?」

 ヘイ、そこのユー! 勉強しろよ、勉強!
 あとで、ゼッテェー後悔するかんなァッΣ(゜Д゜)クワッ!


「は? なんですか、突然?」
 いや、すまん。色々と心に痛いものが過ぎって…………。恥の多い生涯を送って来ました(;Д;)
太宰治人間失格ですか? いまさらですね。徳島センスとかうそぶいてる時点で人間失格なのに」
 キミ、いつになく厳しいこと言うねえ。
「そんなことはないですよ? というか、ゴールデンはどうなったんですか?」
 おお! すっかり忘れてたな。んじゃ、ゴールデンケーキでも食いに行こうか。
「卵黄だけで生地をつくったヨーロッパのケーキですね。いただきます」
 よし、レッツゴー!

 …………あ、また忘れるところだった。

今月の徳島センス:もちろん、ケーキは俺がおごーるでん(^0^)

 ばんさーーーーい!!
「…………結局、そうなるわけですね」

【04月06日 笠井道子】

 何度かこのコーナーでもお伝えしていますが、我が家にはゴールデン・レトリバー(♀、2歳半)がおります。
 宇宙一聡明と言われた初代ゴールデンの穴を埋めるべく、鳴り物入りで我が家にやってきた二代目ゴールデン。雑種も含め過去十数匹の愛犬のなかで群を抜く悪ガキで、生まれてはじめて犬を飼ったことを後悔しました。
 これからゴールデンを飼おうと思っていらっしゃる方に一言、余計なアドバイスしますと、「同じ血統(同腹)」からなら、最も「容姿の劣る」子犬を選ぶことをお勧めします。あくまで私見ですが、そのほうが脳みそにたくさんの優秀な遺伝子がまわるような気がします。
 我が家のゴールデン、連れ歩いているとあら、可愛い」「まあ、可愛いと絶賛の嵐(言い過ぎ?)ですが、その分、相当オツムを犠牲にしています。



 こんなやつですが、1歳半を過ぎて多少イタズラはましになり、もって生まれたトンチンカンな愛くるしさのおかげで、飼い主は溺愛中。たとえば……

 08年01月天橋立、04月白馬、09月鳥羽、10月鳥取
 09年01月再び天橋立、02月滋賀県、04月白馬

 この1年半の犬連れ一泊旅行の行き先です。よくよく考えればすごい出費です。
 しかも、07年03月3台目、12月4台目、08年09月5台目
 この2年のカメラ購入履歴です。いよいよ家のなかにデジカメがダブついてきました。5台目はついに「デジタル一眼レフ(デジイチ)」と結構な調子の乗り方で、もはやつける薬がありません。
 そして、プチにわかカメラ小僧になったせいで、自分のなかに小さなさざ波が一つ。
 観光地の絶好の撮影ポイントで、目の前でカメラ付き携帯なんかをぱしゃぱしゃやられると、かなりいらっときます。

「じゃ・ま・だ!」ってね。
「このデジイチが目に入らぬか!」ってね。

 ただ、偉そうに言っても、こちらはデジイチを名乗るも恥ずかしい超エントリー機。○○○mmの望遠つき本格一眼レフが通ると、すごすごと道を譲るわけですが。

 ……愛犬の話になると、文庫本一冊とまでは言わないまでも、原稿用紙100枚くらいは楽勝で書いてしまいそうなので、本日はここまで。たかだかちょっとオツムの弱い、しかしいくらか容姿に恵まれたゴールデン・レトリバー一匹のために、人生設計が根底から崩れてしまいそうな典型的犬馬鹿のお話でした。


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