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『ソード・ワールド2.0 サウザンドブレイブ』


スマートフォンアプリ『ソードワールド2.0 サウザンドブレイブ』(以降『サウンザンドブレイブ』)。
先日はクローズドベータテストも行われ、一足先に体験されたプレイヤーもいることでしょう!
舞台を同じくするリプレイ
『ソードワールド2.0リプレイ サウザンドブレイブ ダンジョン探索、実況中!』(以降『ダンジョン探索、実況中!』)も9月20日に刊行され、ますます注目が集まる本作品。
今回は監修の
北沢慶、シナリオ執筆の川人忠明藤澤さなえの3名にアプリゲームについて語ってもらいました!
2015年09月
記事作成 こあらだまり


◆ 見守り系放置型RPG、リリース開始!

―― 本日はよろしくお願いします!
一同 よろしくおねがいしまーす!
―― アプリ『サウザンドブレイブ』、正式リリース決定おめでとうございます!
北沢 大変長らくお待たせしました。先日のクローズドベータテストを反映して、アンドロイド版9月30日IOS版10月19日(予定)リリースとなっております。
―― 物語の舞台であるグレイシア島については、ニコ生放送やリプレイ『魔剣の島の駆けだし英雄』などで紹介されてきましたが、ゲーム自体についてはまだ情報が少なかったと思います。今回はそのあたりについても、聞かせて下さいね。
川人 情報か。今まで匂わせてはきたんだけどね。
北沢 ゲームが開発中ということもあって、なかなかはっきり言えることがなかった。
―― そもそも、どういうゲームなのですか?
北沢 このゲームではプレイヤー冒険者ギルドのマスターになります。
―― おや。プレイヤーは冒険者ではないんですね。
北沢 コンピューターゲームでSW2.0をストレート再現するのは、難しい部分もありまして。それなら、ちょっと視点を変えて、冒険者を雇うギルドマスターという形でプレイしたら面白いのではないかというのが、最初のコンセプトでした。


 『サウザンドブレイブ』は、見守り型RPG
 プレイヤーは冒険者ギルドのギルドマスターとなり、「グレイシア島」の各所で出会う冒険者たちを雇い入れます。
 ギルドマスターの役目は、彼らに依頼を振り、冒険者パーティーを編成し、送り出すこと。
 依頼に送り出した冒険者たちが無事に戻って来るかは、彼らの実力次第。
 放置ゲームながらも、ドキドキしながらギルドの冒険者たちの帰還を見守ることになります。


―― ギルドマスターというのも、なんだか新鮮ですね。
北沢 何十人という冒険者の設定と冒険者ごとのエピソードを用意してます。お気に入りの冒険者が見つかったら嬉しいですね。
―― まさに、自分の「冒険者ドリームチームを作ろう」ですね! 脳筋パーティーを作るのも、後衛魔法パーティーを作るのも、顔採用するのも自由!
藤澤 キャラクターのシナリオを担当した身としては、タッグのキャラクターを揃えたいですね。
―― おお。タッグですか?
藤澤 そういう設定を持つキャラクターがいるんですよ。例えば、「どうしてこうなった」が口癖のエーリカっていうキャラクターがいるんですけど、この子にはメリベルという同じお師匠さんのところで修行したキャラクターがいます。
―― ふむふむ。ああ、ふたりとも、お揃いの帽子かぶってる(笑)。
藤澤 個人的にはそのふたりとか、絡むところも多いので揃えてみたいですね。
―― なるほど。設定で選ぶのもアリ!
藤澤 はい。ぜひそういう関係のあるキャラクターを見つけて揃えてみてください。
―― 冒険者のほかにも、グレイシア島といえば剣精という不思議な存在がいますよね。


 『サウザンドブレイブ』の舞台、グレイア島は数多くの魔剣の眠る島です。
 この島で見つかる宿精剣という魔剣には、剣の魂とでもいうべき剣精が宿っています。彼らは、自らが認めたギルドマスターと契約を結び、冒険者にちょっとした加護を与えてくれるのです!


―― リプレイでもかなり個性豊かな面々でしたが、アプリではどんな活躍を見せてくれるのでしょう?
北沢 アプリでも剣精の力を借りることで、冒険者を支援することができます。それと、画面にナビゲーション用の剣精が表示されるけれど、自分のお好みの剣精に切り替えたりね。
―― ふむふむ。好みに切り替える。と、いうことは剣精もどっさり登場します?
北沢 ストーリーが進むと、新しい剣精と契約したり、依頼で仲間にしたりすることができるようになります。最初はナビゲーション役として、ラエルリーフという剣精がつきます(アプリの画面を見せる)。
―― おお。カワイイですね。
藤澤 イラストは『魔剣の島の駆けだし英雄』でもイラストを担当していただいたU35さんです。
北沢 ほかの冒険者や剣精など、ソードワールド2.0でもおなじみの方たちが描いていますよ。
―― なるほど、そういうとこはSW2.0を知っている人には嬉しい要素ですね!



◆ 大ボリュームのシナリオの数々!

―― さて。ここからはメインシナリオについて。ここからは川人さんに聞いていきましょう。
川人 シナリオか。あまり話してもネタバレになるからな。――うん。やっていけばわかる
―― いやいや。そこはそれをなんとか。
川人 序盤はわりと普通に依頼を受けて、仲間を増やしてという内容だったりするけど、そのうちに蛮族との対立があり、そこで暗躍するほにゃららとか――。……うむ。どこまで話していいものか、難しいな。
藤澤 私もシナリオ読みましたけど。川人さんの好みの女の子のキャラがいっぱい出てきます(笑)。
―― そこですか!?
藤澤 川人さんこのキャラすごい楽しんで書いたんだろうな、っていう子たちが、毎シーズン。
川人 それを言うとそれだけみたいじゃないか(笑)。
藤澤 いや、もちろん、ストーリーとしてもとても面白いんですけど、そちらについてネタバレを防ぐために多くを語らないならこういう方向かなー、と。
北沢 川人君の好きが詰まっています! まあ、ストーリーは「シビア川人」よりも「リリカル川人」の成分の方が強いかな。
川人 リリカル川人ってなんだ……(笑)。別にみんな滅ぶとかそういう話じゃないから大丈夫だよ?
―― ふむふむ。それにしても、メインシナリオもサブシナリオもかなりのボリュームがありそうですね。
川人 メインシナリオだけで文庫数冊分あるよ。
―― アプリのゲームでそれはかなり多い方ですね。
川人 アプリは初めての試みだから、加減がわからずもりもり書いたな。
藤澤 私もたくさん書きました。
川人 読むのめんどくさいって思われちゃうんじゃないかと少し心配だ(笑)。
北沢 シナリオの本数があることは良いことです。書いたぶんが全部実装されたあかつきには、そうそう簡単には遊びつくせないはず。



◆ アプリ連動! 視聴者参加型リプレイ!

―― では藤澤さん。『ダンジョン探索、実況中!』についてお話を聞かせてください。リプレイを見ると、ページの下側にコメント欄があったり、ときどき選択肢が登場したり、不思議な構成になっていますが……。
藤澤 はい、今回はニコ生という媒体を活用したギミックを採用しております。せっかく、ニコ生にコメント機能やアンケート機能もあるので、それを利用しない手はないと思いまして。
―― これはまさか、視聴者参加企画……?
藤澤 そうですね。アプリとタイアップということと、視聴者のみなさまギルドマスターをやっていただきました。シナリオを選んでもらったり、冒険者を選んだり、そういうところがアプリゲームでの立場に近くなるように企画を考えました。
―― 最初の選択肢からして、PCたちを雇うかどうかになってますね。
藤澤 はい。冒険者の選択もギルドマスターの役割です。
北沢 ままならない冒険者たちを眺めるところも、かなりアプリとタイアップ度が高いかと。
藤澤 放置ゲームですから(笑)。
―― 送り出して無事に帰ってくるかなーっていう感じですね。
藤澤 まあ、そこは「帰還の宝珠」があるので大丈夫です。
―― 「帰還の宝珠」?
藤澤 脱出アイテムです。冒険者が危機的状況に陥った時に、即座にギルドマスターの元に戻れるんです。ピンチになったら、そろそろ「帰還の宝珠」かなってコメントが流れるという。
―― そういうものがあると、安心してどんどん進めますね。
北沢 けど、タダやないねんでー。
藤澤 1回500ガメルが報酬から天引きされます。アプリゲームでも「帰還の宝珠」は登場しますよ。
―― なるほど。リプレイを読んでると遊ぶときにニヤリとできる要素がいろいろあると。
藤澤 リプレイと連動といえば、書籍についている帯にはアプリゲーム『サウザンドブレイブ』で使えるシリアルコードがついています。このコードを入力すれば、リプレイに登場したキャラクターが使えるようになるのです!
―― ほんとだ。ミシュリーレクタリスヒューバートを使うことができるとあります。……今後もこうしたコラボはありますか?
藤澤 アプリゲームはいろいろなものとコラボしやすいので、今後もいろいろと考えて行きたいですね。
北沢 いろいろアイディアがあって準備はしているので、今後も楽しんでいただけるものを提供していければと思っていますよ!


 スマートフォンアプリ『ソードワード2.0 サウザンドブレイブ』は、
アンドロイド版が9月30日にリリース開始! IOS版は10月19日にリリース予定となっております。
 また、
リプレイ『ダンジョン探索、実況中!』に付属の帯には、リプレイ登場のキャラクターが使用できるようになるシリアルコードがついています(シリアルコードの利用期間は2015年12月25日までとなります)。


◆ゲームの事前登録受付中です!
 http://sw20.sunart.gr.jp/




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