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TOP > ユーザーコンテンツ > リーダーズサーカス > 2009年6月 > 1.作品の感想、他

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作品の感想、他
シェアード・ワールド・ノベルズ 滅亡の星、来たる ダイノコンチネント
サクラダリセット CAT, GHOST and REVOLUTION SUNDAY
ソード・ワールド・ノベル 剣をつぐもの1、ソード・ワールド2.0リプレイ 新米女神の勇者たち5
シルバーレイン・アーリーデイズ2 月の光煌く
感想いろいろ・要望・質問・近況報告などなど
註)作品の内容に触れている個所があります。必ず先に本書をお読みになってからお越しくださいね!

新シェアードワールド・ノベルズ 徳間書店デュアル文庫で始動!!
「シェアードワールド・ノベルズ 滅亡の星、来たる ダイノコンチネント」

scene さん
ふと書店で見かけ著者名を見て買ってしまいました。

白亜紀とか恐竜とかさっぱりな人間ですが、新しい世界に触れるワクワク感。ドキドキ感。一気に読み終えてしまいました。
読んでる最中、一番感動したのは318ページです。318ページの最初の数行。
ええ、戦ってますよ。戦ってるつもりですよ。私も。
なんかパワーを受け取りました。
もうちょっと人生を頑張って行けそうです。ごっつぁんです。
読んでて、ちょっと嬉しいですね。なんかこのシリーズを好きになれそうです。というか、すでに……
シェアードワールドと言うことで、次はどなたが書かれるのでしょうか?
次回も楽しみにしています。
山本弘
>なんかパワーを受け取りました。

 ありがとうございます。
 去年インタビューしたSF翻訳家の柴野拓美さんが、「SFは現実逃避だというけど、我々は『現実へ逃避』してないんだ」とおっしゃっていたのが印象的でした。
 壁にぶつかった時に、「これが現実だからしかたがない」と済ませてしまうのが「現実へ逃避」。もちろん実際には現実に負けてしまう例も多いんですが、フィクションの中だけでも現実に勝利する話にしたいと思っています。
 これからもよろしくお願いします。
友野詳
 次巻では、グループSNEからわたくしこと友野詳と、新鋭の番棚葵、そしてこれがデビューになります田辺あひるの三人が、中篇を執筆することになっています。同じダイノコンチネントの世界を舞台にしつつも、雰囲気はかなり違うものになっております。こちらも楽しんでいただければ幸いです。


周りは さん
 これは面白い!ヒーローを目指して少年が旅立つ、まさに王道。それでなくても山本先生の書くものに外れはない!しかし注目されるのは単独の作品としてよりもやはりこれが新シェアード・ワールド・ノベルズの第1作として発表されたことでしょう。
 そう見たとき、なんと考え抜かれ創り上げられている世界か!!誰もが知っている白亜紀!説明不要!回りくどい設定説明抜きに誰でも想像可能!そして恐竜の住む世界での冒険に心躍らせない者がいるでしょうか!?そのくせ白亜紀の真実など誰も知らないのです。創作をどれほど混ぜようと史実と見分けがつきません。そして「ギフト」をはじめ散りばめられた数々のギミック。
 これだけのお膳立てをシェアードできる物書きはなんと幸せなことでしょうか!?山本先生のほかにもSNEの若い才能がこの世界で存分に筆を振るうと思うとワクワクします。願わくばその中から第2第3の山本弘が生まれますように。近作もですが、今後の展開に大いに注目です!!
山本弘
 ありがとうございます。
 何か最近は「王道」という概念が理解されないみたいなんですよね。ヒーローが弱者を助けるために戦う場面を書くと、読者や編集者から「主人公の行動原理ができない」「こんなことをする奴は現実にいない」とか言われちゃうんだそうです。(複数の作家さんから同様の話を聞きました)
 いや、現実にいなくたって、フィクションの中にはいるんだから(笑)。
 ニーナやシロウも言ってるように、ヒーローっていうのは基本的にバカなんだと思います。頭が悪いという意味じゃなく、自分の利益や身の安全だけを考えて賢く立ち回れない、という意味で。
 そういう「賢い」奴ばっかりじゃ、物語は面白くならないと思うのです。シロウにはバカでもいいから王道を突き進んでほしいと思っています。
友野詳
 まあ、意外と世間さまでは三畳紀とジュラ紀と白亜紀がまざっていたりするわけですが(ジュラシックパークにもティラノサウルスが出てましたしねー)。そのへんには嘘をついちゃいかん、という基本姿勢のもと、いかに「美味しい大ウソ」を重ねてゆくか、若手もベテランもがんばっております。今後ともごひいきに。





河野裕のオリジナル小説
「サクラダリセット CAT, GHOST and REVOLUTION SUNDAY」 & 著者インタビュー

周りは さん
 宝石のような、というより触れたら溶けてしまいそうな雪の結晶のような繊細さと優しさに満ちた一編です。何度か試みましたけど、洗練されていない私の言葉でごりごりと語ったのではこの小説の魅力を損ねてしまいそうです。興味がわいた方には是非ご自分で手に取って読んでいただきたい。

>笠井: 小説家を志望してSNEに参加し、早3年。そのあいだ、主に『エムブリオマシンRPG』や『ゲヘナ〜アナスタシス』のサポートで活躍していたのだけれど、元々ゲームに興味はあったんですか。
>河野: いえ、最初は全然。

 これはちょっと驚きでした。エムま!もゲヘナも重点チェックしている身としては、河野先生と言えば「細かいことでもキラリと光るいい仕事をする新人」という認識でしたので。小説の人だとは以前伺いましたが、ゲームは全然だったとは。できる若手は何をやらせてもできる、ということかっ。

>河野: 秋口さんには今回のデビューも含めて、ずいぶんお世話になりましたし、もう、
>この先ずっと秋口さんにこき使われて生きていこうかと……

 そう思う先輩に巡り会えることはとても幸せなことだと思います。大事にしてください。

>笠井: ケイや春埼の今後の活躍は?
>河野: はい、すでに第2巻の執筆をはじめています。

 これは本当に楽しみです。第1巻の好調と第2巻の早い出版を期待しています。
河野裕
拙作をお読みいただき、ありがとうございます!
エムブリオで秋口さん、ゲヘナで友野さんなど多くの素晴らしい先輩の下で仕事をさせていただけるのは、本当にありがたいことだと思っております。あまりゲームに関する知識がなかった私がどうにかこの仕事をやっていられるのは、先輩方のおかげです。
サクラダリセットの2巻に関しても全力を尽くしますので、どうかよろしくお願いいたします!





ついに登場!
「ソード・ワールド2.0ノベル 剣をつぐもの1」

パープル・アイス・ウルフ さん
SW 2.0初の小説。いきなりすごいですね。
プロローグではメインキャラ三人登場してますね。にしてもアレクもリリアンナもダリウスがわかってないのはどうかと・・・(まあ、リリアンナは致命傷おってたから仕方ないにしてもね)
ダリウス119ページのイラストだと30過ぎに見えます。で次のイラストだと年齢相当に見えます。変われば変わるもんですね。
次巻でプロローグに出たもう1人の銀髪戦士エーラさんは出るのでしょうか?
アレクとリリアンナはお似合いですよね。この旅で進展あるのを期待します。
北沢慶
 読んでいただいて、ありがとうございます。
 アレクがダリウスに気づかなかったのは、それほどやさぐれていたということなんです(苦笑)。特に、子供心に猛烈に美化された記憶しか残ってなかったはずなので。
 少年少女の関係に、進展があるのか。2巻ではいろいろ著者である僕も楽しんで書きましたので、楽しみにしていてくださいね!





ぞんざい勇者団の明日はどっちだ?!
「ソード・ワールド2.0リプレイ 新米女神の勇者たち5」

ゆあ さん
リプレイを毎回楽しみにしています。
新しい世界観でのソードワールドと聞いた時は「まだ現状のソードワールドでもやり残したことがありそうなものなのに」とも思いましたが、いざ2.0が発売されてしまうと、リプレイは面白いし、セッション(オンセ専門なんですが)も楽しいしで、「ま、いっか」と言う気持ちになりました。
小説展開も始まってますます楽しみが増えました。
これからも期待しています。
北沢慶
 いつもありがとうございます。やはり新しい世界を開拓するのも冒険の醍醐味! ということで、ぜひこれからも、徐々に広がってゆく『SW2.0』の世界を一緒に楽しんでくださいね。小説もよろしく。
秋田みやび
 お楽しみいただけたようで何よりです。
 SW2.0はこれからもどんどん広がっていきます。
 様々な物語を存分に楽しんで下さいね。


望月香奈江 さん
『たのだん』『新米女神の勇者たち』シリーズをいつも楽しみに拝見しております。
私自身は残念ながらTRPGを遊ぶ機会を持っていないのですが、リプレイシリーズは生半可な小説などより余程面白く、いつも発売を心待ちにしています。
どのシリーズも読む間に贔屓のキャラクターができるのですが『新米女神の勇者たち』のバトエルデン様が今まで読んだリプレイの中では一番です。(あとは『百鬼夜翔』の雷蔵さん『たのだん』のポポさんでベスト3です)
バトエルデン様を拝見するまでは雷蔵さんが一番でしたが…
プレイヤーさん以外のキャラクターが贔屓になったのは初めてで、バトエルデン様が出る度に喜び、年甲斐もなく、バトエルデン様にお仕えしたい! と身悶えています。
女性神官さんの間にファンクラブとか無いでしょうか…あったら入りたいです。私はルーフェリア信者ではないですけども。
これからもバトエルデン様の近況が拝見出来るといいなと思っています。一冊で一度くらいはぜひ拝見したいです…

また『たのだん』のポポさんもとても素敵です。
イラストはもちろんですがあのキャラクターがいいです! (時々のぞくプレイヤーさん自身の言葉も込みです!)
…ポポさんには人間の女の子に幼馴染みっていないかな? と思ったりもしています。

勿論、他のキャラクターさんたちも素敵で…どちらのリプレイもこれからの出版を楽しみにしております。
北沢慶
 リプレイの先の読めないライブ感は、小説とはまた違った楽しさがありますよね。そしてじわじわと人気が出ているっぽいバトエルデン様。渋いおっさんエルフというのもまたよいと思う北沢です。ポポさんも、あの黒い感じが愛らしい外見とミスマッチで魅力的ですね(苦笑)。
 『たのだん』『新米女神』の他にも、諸星崇のリプレイ『拳と魔封の物語』シリーズも文庫化されました。ぜひこちらも応援お願いします! ついでに、僕の小説も(苦笑)。
秋田みやび
 おっさんの渋みへの理解がじわじわ広がっているようで何よりです。
 バトさんもきっと独身なので、こっそりミーハーの若いエルフにのぞかれているのかも知れません。
 ポポさんも可愛いですよね。ヒイキです。
 これからもどうぞよろしくお願いいたします。
藤澤さなえ
 お便りありがとうございます!
 ポポさんはいいキャラですよね。ボソっと厳しい一言を呟く瞬間は、藤澤も見ていて楽しいですし、書いていて楽しいです。夏に発売する3巻でも、キラリと輝く毒舌を放っているので、ぜひ楽しみにしていてください!


泉森一輝 さん
衝撃の結末に衝撃を受けている泉森です。
今回はドレイクハイロード…じゃないバイカウントがツボでした。
次回はやっぱり、ドレイク王国探訪になるんでしょうか?ドレイクヨーマンとかドレイクジェントリーとかいろいろいそうだ…。あ…ドレイクレティールメント(Retirement、隠居、年老いて引退したドレイク)とか、ドレイクスクワイヤ(試しの門をくぐって爵位を得る前の若いドレイク)とかもいそうかも。

4巻で言っていた「4人」ってのは…パジャリガー様とその下僕の神官戦士3人からなる新パーティーのことだったんですね?
悪のぞんざい勇者団と戦うパジャリガーズの活躍、期待してます(笑)
北沢慶
 いよいよ大変なことになってきたぞんざい勇者団。いったいどんなことになるんでしょうか。監修者にも読めません(苦笑)。パジャリガーズ、活躍しちゃうのかなぁ? ぜひ続刊も、お楽しみに!
秋田みやび
 パジャリガーズは……今なにをしているのでしょうね。
 色んなドレイクの登場も楽しそうです。
 クライマックスっぽい雰囲気のぞんざいたちの物語ですが、どうぞよろしくお願いいたします。





衝撃の展開?!
「シルバーレイン アーリーデイズ2 月の光煌く」

周りは さん
 事前に友野先生が「ひどい、ひどい」と自慢するものだからもっとひどい話を想像していました。
 ヒロイン晴恋菜とヒーロー盾哉の好感度がアップしています。というか友野先生には珍しく(?)小鳥の雛を育てるように大事に大事に描写を重ねて二人に好感度を積み重ねていく作業を続けます。大事に大事に育てて読者の共感を得れば得るほどに、握り潰したときの衝撃は高まるのですよね、友野先生。と黒いことを考えていたら。
 ・・・そっちかい。このためにクドイほどあっちの描写もしていたのか。
 なるほどシルバーレインの前銀誓館時代に相応しい結末です。「死と隣り合わせの青春」。壁のあっち側は安息の地に見えて実はそんなものは何処にも無いのですね。
 しかしこれで終わりではありません。晴恋菜と盾哉にはまだまだ過酷な運命が待ち受けています。特に晴恋菜!差し当たりあんな目とこんな目に遭うのは想定済みです。二人に入れ込みすぎた読者が血反吐を吐くのか、安堵に緩むのか、最終巻が待ち遠しい!
友野詳
 最後の最後で、ちょっとマイルドにしました(笑)。最初に書いたラストシーンは「……ないわな」と読み返して自分でも思ったので。
 二人を握り潰すのは3巻め……になるのか、それとも二人が翼を広げてきっちり羽ばたくのか。
 いましばらくお待ちくださいませ。





感想いろいろ・要望・質問・近況報告などなど

○あれれ? 新刊案内の……
お名前ありませんでした さん
春頃の新刊案内にあったゲヘナアナスタシスのリプレイが新刊案内から消えていますが、発行中止になったのでしょうか?
河野裕
発売中止ということはありません!
ゲヘナを応援して下さっている皆さん、お待たせしてしまって、誠に申し訳ありません。
着実に発売に向けて進行していますので、どうかもう少しだけお待ちください。


○ガープス・ルナル、ガープス・ユエルほか
泉森一輝 さん
ここのところずっとカルシファード青嵐記やルナル、ユエルの各リプレイを読んでいます。

シラハくんの台詞は何度読んでみても山口勝平さんの声でしか聞こえないのが不思議。

ユエルの続編は今年の後半になりそう、ということですが(面白さではジャシュが一番。転がるジャシュを早く見たいです)、マーディールを舞台とした作品の予定はないのでしょうか?

ユエル・リプレイを読み終わって以来、「セレル」「ディアル」「アルテール」などとタイトルを予想しつつ、勝手にわくわくしています。
三大陸の中ではリアドは別格としてジャナストラが一番好きなんですが、マーディールもじゅうたんしか出てこないと寂しい…。

決してカルシファード大軍議を振り返っていたら「大旗合わせに潜入したマーディールからの侵略の尖兵」なんて設定を十年以上経ってから思いついたからでも(ほかに「実は深淵の悪魔トチェヴァス使って非戦開国派を組織し帝国に食わせようとした邪術師で旗将に化けていた」とかも考え付いて頭を抱えていたり)、月に至る子編を読んでいたら絶対マーディールの連中がほっとかないだろう、とか思ったからでも、あるのですが。

明るいジャナストラに続いてハードそうなマーディールも是非ともよろしくお願いします。
友野詳
 懐かしいですねえ、大軍議。みなさんの熱さをたくさんいただきました。
 さてユエルの小説は、リプレイの後ではなく、リプレイの前の時点からを語り起こす形になります。リアド大陸だけで十五年以上かかりましたから、ジャナストラもまだまかってしまうと思います。
 先にみなさんでどんどんマーディールを作られたら、そっちにあわせてしまいますよ?


○お久しぶりです!
氷川慎太郎 さん
大変ご無沙汰であります。
数年前はちょくちょくチェックしていたはずなのに日常に追われるままにいたらあれよあれよと・・・
「お・・・オレのゲーマー魂はこんなもんかーー!?」
と今ちょっと愕然としております。

先日本棚の整理をしていたところコロッところがり出てきたのがSWのリプレイシリーズやルナルのリプレイ。
手にとって読んでみたら止まらずそのまま深夜に!
改めて自分はこっち側の人間なんだとつくづく。
いやーへっぽこーずやバブリーズ、ルナルの双子は何時読んでも面白い!
久々にサイコロ振りたくなってきましたよ!

・・・今年のJGCにはいけるのだろうか?いや〜行くしかないのかぁ?オレホテル浦島時代しか知らんぞー!?
SNEの皆様の白熱した「生」のプレイをまた見たい気がします。
北沢慶
一度乗れたら、何年乗らなくても自転車に乗れるように、ゲーマー魂は少々のブランクなどものともしないものなのです。そしてJGCは着々と参加希望者が増えてるみたいで、毎年すぐに予約がいっぱいになっちゃうみたいです。すごいことです。ぜひまた、熱いゲーマー魂を燃やして、ゲームしましょう! JGCで待ってます!


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