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TOP > ユーザーコンテンツ > ＴＲＰＧリプレイ > ソード・ワールド2.0『マージナル・ライダー』外伝　第一話「破天荒吟遊詩人（トルバドール）」 ←第一話_7 -目次- 第二話→ 8． 謎を残しつつ任務完了 ドレム： アーピーとセレスを起こし、蛮族は縄で縛ろう。できるんじゃよな？ ＧＭ： うん。戦闘中じゃないなら、睡眠中などで抵抗しない相手を拘束することはできるよ。戦闘に勝てば戦利品も獲得できる。冒険者や神官としては、蛮族をそのまま放置するわけには行かないからね。 アーピー： あれ、オレサマの華麗な《魔力撃》は……。 キャンパス： アーピーさん、口からよだれ出てるよ。 セレス： このまま眠ってたら、どこかの神様の所に行けるかな……？ ドレム： 行っちゃいかん（笑）。戦利品は〈意匠を凝らした武器（150G）〉、なし、銀貨袋（120G）、銀貨袋（150G）じゃな。 ＧＭ： それと、トルーパーが持っていた〈剣のかけら〉５つね。 ドレム： そういえば、ザザール親子はどうしておる？ ＧＭ： キャンパスの【ララバイ】で気持ちよく眠ってますよ（笑）。 アーピー： 疲れてるだろうし、このまま起きるまで運ぶってのはどうだい？ ドレム： 悪くないかも知れんな。夫人は身長の関係で、セレスに頼むことになってしまうが。 セレス： 重いけど、ゆっくり帰るよりはいいかもね。 キャンパス： アーノルドはボクとアーピーで、腕と足を持って運ぼうよ アーピー： それは、狩りの獲物みたいに見えるんじゃないかな？（笑） ＧＭ： じゃあ、きみたちはは夢の中のザザール親子を背負い、丸１日かけてデュボールに戻ってきたよ。街の門が閉まるぎりぎりの時間だね。 ドレム： やれやれ、何とか帰ってこれたの。 ＧＭ： 街に入るとザザール親子も目を覚ます。背負って運んだことには不満があるみたいだけど、２回も蛮族から護ってくれたことに対しては礼を言うよ。 「冒険者も、案外役に立つザマスね」 「ボク、このひとたち気に入っちゃったなー」 とかなんとか。 アーピー： いや、こっちはもうこりごりさ（小声）。 ＧＭ： で〈雷神の吐息亭〉に戻って、コーネリアスから報酬を受け取れば依頼は達成だね。コーネリアスはきみたちを出迎えてくれるよ。 ドレム： 地図を見せて、蛮族の件について報告を行っておくぞ。 ＧＭ／コーネリアス： 「あら、アナタたちの所も蛮族が居たの？　この間言ってた駆け出しの冒険者たちも、蛮族を見つけて退治してきたって言ってたのよネェ」 キャンパス： あっちでも、焦げた野うさぎを食べたんだね。 セレス： 違うと思うぞー？　ルシアスも行ったんだよね？ ＧＭ／コーネリアス： 「そうなの。一度にこんなに蛮族を見かけるなんて、なんだか怪しいわね」 アーピー： その蛮族、気になることを言ってたのさ。『歌』とか竜をどうこう、とか。 ＧＭ／コーネリアス： 「『歌』って言ったのね？　分かったわ。こちらでも調べておきましょ。蛮族の動きとか、狙いとか。それに関してまたお願いすることがあると思うけど、そのときはよろしくお願いね？」 一同： はーい。 ＧＭ／コーネリアス： 「あら、いいお返事。お礼に今日は野うさぎのソテーでも作りましょうか（笑）」 キャンパス： いいねー。今度こそまともなのが食べられる（笑）。 セレス： コーネリアスさんの料理だから、多分油でひたひたなのね。 ドレム： こらうまい、こらうまい。 アーピー： ドレム、それまだ生じゃない？ 一同： （笑）。 ＧＭ： まぁ「マージナル・ライダー外伝」はこんな感じでやりたいと思います。本編で登場しないときも、こちらをちょこちょこやろうと思ってますので「経験点くれー」くらいの気持ちでまた参加してやってください。それでは、とりあえずお疲れ様でした！ 一同： お疲れ様でしたー！ * * * * * 本編の主人公ラファルたちが活躍している裏で〈雷神の吐息亭〉の冒険者たちも依頼をこなしています。 今回のシナリオはラファルたちが受けなかったほうの依頼を任せる形になりました。 どちらにも蛮族が出てきているのは、単なる偶然……かどうかは、 この先の本編を楽しみにしてください。 なにやら気になる単語の数々も、明らかになるはずです。 * * * * * 　 「マージナル・ライダー外伝」、いかがでしたでしょうか。 もし本編をまだ見られてない方で「面白そうだな」と思っていただけたなら、 ぜひ本編をお手にとって見てください。こちらでも登場しているＰＣやＮＰＣが活躍していますよ。 本編を既に楽しんでいただいた方は、こちらの謎や伏線が本編でどうなっているのか、 楽しみにしながら続きを待っていてください。 また、こちらのＰＣがいつ本編に登場するか、 そのときはラファルたちとどんな風に活躍するのか、 今から楽しみにしていてくださいね。 それでは、また本編、もしくは外伝の続きでお会いしましょう。 ←第一話_7 -目次- 第二話→