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JGC08レポート
【1日目】(22日)-2

【グループSNEコンベンション】
(22日、23日、24日)
 今回、TRPGセッションは、グループSNEだけでも、22日の夜、23日の昼と夜、24日の昼の合計4回、行われました。
 グループSNEだけではなく、他にもたくさんのTRPGセッションが行われました。グループSNEと同じ時間帯に、【R-CON in JGC2008】。22日の夜は開催されませんでしたが23日の昼と夜と24日の昼には、【Yellow Submarine Con in JGC2008】。22日の夜、深夜、23日の昼、夜、深夜、24日昼と【TRPGセッション With F.E.A.R】
 これだけ多いと、参加者の皆さん、どのTRPGセッションを希望しようか、迷ったと思います。私なら迷います。
 どの卓も、非常に盛況でした。

 グループSNEで行われたTRPGセッションは、ソード・ワールド2.0』『六門世界RPGセカンドエディション』『ガープス(ユエル/ソーサル・カンパニー)』『デモンパラサイト』『シルバーレインRPG』『エムブリオマシンRPG』『ゲヘナ・アナスタシスでした。
 GMは、安田社長をはじめ、新人の私までという、グループSNEメンバーほぼ全員! それに加え、プレイ・バイ・ウェブ・ゲーム『シルバーレイン』を運営する株式会社トミーウォーカー、その代表取締役、上村大様もGMをしてくださいました。
 行われたTRPGセッションの中から、『ソード・ワールド2.0』『六門世界RPGセカンドエディション』『デモンパラサイト』『シルバーレインRPG』を紹介します。

◎『ソード・ワールド2.0』卓
 『ソード・ワールド2.0』のGMを務めたのは、ゲームデザインの北沢慶、システムデザインの田中公侍、リプレイ「新米女神の勇者たち」の著者、秋田みやび、リプレイ「たのだん」の著者、藤澤さなえ、リプレイ「拳と魔封の物語」の作者諸星崇、そして秋口ぎぐる大井雄紀片山泰宏川人忠明河野裕柘植めぐみ森本有美、新人の私でした。
 平成元年に『ソード・ワールドRPG』が発売され、それから20年。長い年月を経て、今年4月に『ソード・ワールド2.0』が発売されました。
 4月にルールブックT、6月にルールブックU、8月にルールブックV、となんと2ヶ月おきのルールブック発売!
 私の卓の皆さんは、ルールブックTが4月に発売されたばかりだというのに、私よりよっぽどルールに詳しい方ばかり。しかもほとんどの方が、ルールブックを3冊とも持参!! ありがとうございます!
 私の卓だけではなく、他の卓でも同じような状況だったらしいです。
 また、「『ソードワールドRPG』をしていても、『ソード・ワールド2.0』をするのは初めて、ルールブックは熟読したけれど」という方が、私の卓にも他の卓にも大勢おられました。ですがいざセッションを始めると、本当に初めてなのだろうか? と疑いたくなるほど、効率的な判断とスマートなプレイでセッションを進めてくれました。
 ある卓では、GMだけがルールブックVを持っていなかったり、ある卓では、タビット4人に、ルーンフォーク1人、といううさ耳だらけのパーティが出来上がったり。
 どの卓も、大いに盛り上がりました。
 参加していただいた皆さん、ありがとうございました。
 私の卓に参加していただいた皆さん、まだまだ未熟なGMでごめんなさいっ! これから修練を積んで、GMの腕を上げていきます!
 これからも『ソード・ワールド2.0』をよろしくお願いします!!


◎『六門世界RPGセカンドエディション』卓
 『六門世界RPGセカンドエディション』のGMを務めたのは、監修の安田社長、著者である加藤ヒロノリ杉浦武夫、そして片山泰宏篠谷志乃でした。
 セッション終了後の安田社長に、お話を伺ってきました

私「セッション、どうでした?」
社長「個性豊かな……いやいや、楽しかったよ」


 と、非常個性豊かな参加者達で、卓は非常に盛り上がったらしいです。
 さらに話をお伺いしていると、参加者さんのほとんどが、『六門世界RPG』で遊んだ事はあっても、『六門世界RPGセカンドエディション』は初心者、という方だったとの事。
 ですが皆さん、すぐに『六門世界RPGセカンドエディション』に慣れ、楽しく遊ばれたそうです。
 ただ、初心者なので、判定などにはどうしても時間がかかり……社長が「時間内に終わらせねば」「でもまだ時間があるから」、と少し焦りながらGMをしていると……社長に忍び寄る影が。

「安田社長、北沢さんがお呼びです」
「はい? 今、GM中なんだけど?」
【ドラゴンを倒せ! 08】の時間です。サイコロを振ってください、との事です」
「…………」


 今、【ドラゴンを倒せ! 08】に行けば、セッションを終わらせる事ができない。安田社長は泣く泣く、【ドラゴンを倒せ! 08】に行く事は、諦めました。


◎『デモンパラサイト』卓
 『デモンパラサイト』のGMを務めたのは、リプレイ「剣神」の著者、力造、そしてイラストレーター・セッションの著者、藤澤さなえ、そして大井雄紀番棚葵でした。
 セッション終了後、皆さんにお話を伺うと、どの卓も非常に盛り上がったとの事。
 あ、力造さんに話を聞いてないや。と、力造さんから話を聞くために、控え室の扉を開けると……。

私「(ガチャ)あ、力造……さ…」
力造さん「ん? どうした?(なぜかアメノムラクモを持ちながら)」


力造さんとアメノムラクモ

 ちなみに、この画像は角川書店の編集さん(愛称;じいやさん)が加工してくれました。

私「…………えぇっと……セッション、どうでした?」
力造さん「(アメノムラクモを振り回しながら)参加者さんたちのキャラが濃かったなぁ」
私「力造さんがそれを言いますか(ボソリ)」
力造さん「面白かったから、急遽設定を作ってみた
私「えぇ! 急遽、ですか?」
力造さん「あぁ。で、シナリオと絡めてみた。うまくいって、凄く盛り上がったぞ(アメノムラクモでポーズを決める)」


 凄い! アメノムラクモはともかくとして、急遽設定を作って、しかもシナリオと絡められるなんて……力造さんのGM能力に脱帽です!


◎『シルバーレインRPG』卓
 『シルバーレインRPG』のGMを務めたのは、監修の友野詳、ゲームデザインを担当する安道やすみち、リプレイ「白き女王の夜」の著者、篠谷志乃、そして大井雄紀でした。
 そしてグループSNE以外から1名、『シルバーレインRPG』の監修をする、株式会社トミーウォーカー代表取締役上村大様にGMを務めていただきました。
 セッションが終了した大井さんを捕まえ、「セッションどうでした?」と訊きました。すると大井さんに、「言えないのぉぉぉ!」と絶叫されました。
 な、なに!? 私なにかした!?
 私はあまりの出来事に、暫く呆然としてしまいました。ですが、話を聞かないとレポートが書けません。
 デザイナーの安道さんならきっとなにか話してくれるはず! と安道さんに話を聞きくと……「ごめん。言えない」とのお言葉が。たまたま横を通りかかった篠谷さんからも同じような言葉を貰い……。
 わ、私はどうしたら? と困っていると、そこに『シルバーレインRPG』のセッションを終えた友野さんが現れました。
 友野さんなら何か話してくれるはず!
 私が友野さんに話しかける前に、友野さんは大井さんたちに向かって、ゲラゲラ笑いながら「おまえら、ホンマ、頼れんへんな〜っ。半ターンで壁が崩壊しとるがなっ」と、ボヤきはじめます。
「この調子やと、わし、JGCで都合12回、バラバラにされんで」
 ば、バラバラにされる?!
 な、なにが起こっているの!? シルバーレインに!!
 こうなれば、上村社長に話を聞きに行ってやる!! と上村社長の所に行けば、「舞台をJGCにしたんだよ。で、中ボスを友野さんにして、出てくる敵をグループSNEのメンバーにしたんだ」とさらりと答えてくれました。
 そ、そりゃあ言いにくいわなぁ……。
 私が固まっていると、上村社長が凄く良い笑顔で話し続けてくれます。「大ボスの設定に少し手を加えたんだ。名前を安田金之助にしたの」
 ……えっと……それはひょっとして……。
 私が結論に至る前に、上村さんがさらに続けます。「でね、大ボスは攻撃する時、「アクワイヤやろうぜ!」と叫ぶんだ。そうすると……」
 ……上村さん、恐るべし。
 わ、私もプレイヤーとして参加したかったかも……。
(このシナリオは、後日、シルバーレインプロジェクトで公開されるそうです)

 他にも、SNEのGM卓では力造さんの明王活殺剣が炸裂したり、田中さんのゲヘナ魔炎陣があっさりかわされたり、と各卓でさまざまなドラマが生まれていたようです。
 

【JGCを歩こう 2】
 1日目の【ライブRPG『ソード・ワールド2.0』】が終わり、【真夜中の銀誓館学園〜ゴーストトーク】までの間、色々な所をぶらぶらと歩いて回る事にしました。
 トークショールーム「尾上」では、22日24時から、【芝村vs是空 新横浜の大決戦!! 〜第一夜 死ぬのはやつらだ〜】のトークショーが開催されていました。このトークショー、23日の深夜にも行われています。そちらのタイトルは【芝村vs是空 新横浜の大決戦!! 〜第二夜 誰が為に酒を飲む〜】でした。

 フリープレイルーム「桜川」は、22日の18時から、23日の16時まで解放されており、その間、参加者が自由にゲームで遊べるようになっていました。
 フリープレイルームに行ってみると、まず目に飛び込んできたのは、ずらりと並んだテーブル! しかもそのテーブル1卓、1卓で、様々なゲームが行われていました!
 ボードゲームもあれば、TRPGもあり、嬉しい事に『ソード・ワールド2.0』『エムブリオマシンRPG』で遊んでおられる卓もありました。おもわず「ありがとうございます!」とお礼を言いかけましたが、いきなり声を掛けてくる変な女と思われたくないので、グッと言葉を飲み込みました。
 フリープレイルームでは、23日の1時から、エンターブレインの主催で、【「深淵 第二版」深夜セッション】が行われました。深夜だというのに、沢山の方がセッションに参加されていました。
 その他に、23日の10時と、24日の9時から、ホビージャパンの主催で、【ウォーハンマーRPG初心者歓迎セッション】【D&D第4版体験セッション】が行われました。

 フリープレイルームからロビーに出ると、セッションルーム「若菜」から、笑い声が聞こえてきました。
 扉越しにも聞こえる笑い声に、なんだろう? と野次馬根性丸出しでそっと覗いてみると、23日深夜1時から始まるトークショー【今年はオレが主役! 田中天吼える!!】の真っ最中でした。
 セッションルームで行われるトークショーは【今年はオレが主役! 田中天吼える!!】だけでなく、23日16時からは【矢野俊策とゆかいな仲間たち】、24日深夜1時からは【真打登場! 井上純弌吼える!】、24日15時からは【菊池たけしとゆかいな仲間たち】が開催されました。
 【今年はオレが主役! 田中天吼える!!】を聞いて笑っていると、気が付けばもう1時20分! 慌てて【真夜中の銀誓館学園〜ゴーストトーク】に向かいました。
 

【真夜中の銀誓館学園〜ゴーストトーク】
(23日1時30分〜2時30分)
 前半は、シルバーレインRPGの監修を務める友野詳、デザイナーの安道やすみち、リプレイ著者の篠谷志乃トミーウォーカー上村大様、などでシルバーレインの裏話を語りつくす。
 後半は、皆で、自分が体験した怖い話を語りつくす、というトークショー。
 前半は、シルバーレインのTRPGがグループSNEでつくられる事になった経緯が語られました。
 上村社長とボス安田が出会い……グループSNEで『シルバーレインRPG』を作る事になり……友野さんが監修に選ばれて……安道さんがゲームデザインをやる事になり……上村社長から友野さんと安道さんに詳細なデータがわたり……。
 上村社長が出した条件は一つだけでした。それは、「どんなシステムでも構いませんが、二十面ダイスだけは使ってください」というもの。
 そして安道さんが作ったゲームは、サイコロを一切使わない、カードを使った判定システム!!
 上村社長は、この出来事を語った後、とても素敵な笑顔で安道さんに「殴ってやろうかと思った」と言い、会場にいた皆さんから笑いをとっていました。
 その後に安道さんが言った、「通ると思わなかったです」の一言で、皆さんからまた笑い声が上がり、上村社長が続けて「だって、面白かったから通すしかないじゃん」と言うと、会場内は爆笑で包まれました。

 そして後半。
 タイトルにゴーストトークとあり、『シルバーレインRPG』で戦う敵もゴーストですから、怖い話になるのは当然なのかもしれません。
 でも世の中には怖い話が苦手な人間だっているんですよ!
 レポートさえなければ、怖い話が始まった瞬間に外に飛び出したかった……。
 特に力造さんの話が怖かった!
 アフロなのにぃぃぃぃ!!

赤アフロのくせにぃぃぃぃ!!

 詳しい内容を載せるべきなのかもしれませんが……ごめんなさい! 書きたくない! というか思い出したくない!
 ……力造さんのお母さんは最強、という事だけ書いておきます。
 



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