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【開会式(1日目)】

 いつも通り、3Fのでっかい広間に集まって「やる気」を固める儀式……とでもいいましょうか。
 ゲストとして壇上に上がられたのは5人。

 アナログゲーム界の生ける伝説、鈴木銀一郎先生!
 加藤にとっては心のリプレイ師匠であらせられる、菊池たけし先生!
 SNE社友にして大先輩である、水野良先生! 今回は新作『
グランクレスト』をひっさげての登場です。
 SNEからは、となりのトロール、ベーテ・有理・黒崎
 そして、我らがボス、安田均
 ボスはJGC2013現在、世界にただ一つしかない『
ゴーストハンター13 タイルゲーム』の見本を持参。
 これはグループSNEとしてははじめて、ゲームデザインのみならず、製造まで手がけた記念すべき作品。そうした苦労を踏まえてのボスの言葉。

多くの方の力があって、はじめて一つの作品ができるということを改めて実感しました

 おお、わがボスながら、ちょっと感動!

 そして、今回のコスプレは鈴木銀一郎先生がフォースの人になっておられました。くぅ、あのライトセイバーほしい。

ベーテは「斧持ってるだけ」でコスプレですね。すげえ。
【SNE物販(連日)】

 ここでは『ゴーストハンター13 タイルゲーム』(以下『GH13』)のRPGライクなボードゲームが! 
 残念ながら、印刷所の都合などで販売するまでにはいたらなかったんですが、できたてほやほやサンプルがキラリ。
うひょ! すげえ!
 このゲームがどういうものなのかは、ぜひ藤澤さなえの書いたリプレイ『ゴーストハンター13タイルゲーム リプレイ 1000の部屋を持つ館』(新紀元社 ネオゲーム文庫)をご覧ください。 10月1日発売予定です!
 当webサイトでもインタビュー記事が掲載されますので、そちらもどうかお楽しみに。 
 事前予約で、予想を大きく上回るご予約をいただけたそうです。ありがとうございますー!

こんなに豪華なコンポーネント!

レクチャー中ですね。恐怖の館にようこそ!

ほほえましいさわやか笑顔の売り場のお二人。

 ほかにも、SNE翻訳のボードゲーム『
タルギ 完全日本語版』(10/1正式発売)や、cosaicの大人気カードゲーム「キャット&チョコレート」シリーズ、『フィルムフィクサー』なども販売。
タルギ 完全日本語版』は『GH13』と同じくcosaicからの販売です。
 おかげさまで、こちらも好評をいただいたようでした。
 さらに11月発売予定、ドイツAdlung社の『王宮のささやき』(翻訳:グループSNE 製作/グループSNE・cosaic)も一足先にお目見えし、たくさんの方に楽しんでいただきました。(cosaic:SNEのメンバー秋口ぎぐるが代表を務めるゲーム製作会社)

 目の前でレクチャーもさせていただいていたようですので、どんな感じだったのかをコメントもらってきました。

柘植めぐみ

タルギ』は2人用ゲームなのですが、推奨の遊び方が、なんと「2人隣り合って座る」!
 そうすれば両方のプレイヤーが、場のカードの文字を正しい向きに読めますからね!
 というわけで、試遊卓でも2人仲よく並んでプレイする光景が見られました。
 もちろん、勝負は真剣そのもの。小一時間のゲームですが、みなさん楽しんでおられました。

笠井道子

加藤ヒロノリが「うひょ! すげえ!」と感嘆した『GH13』のサンプルがSNE事務所に届いたのは、なんとJGC2013
前日、8月29日(木)の午後4時だったか5時だったか……まさにギリギリ!のタイミング。
 関係者一同、仕事中にも関わらず思わず
祝杯を上げてしまいました(ちょっとだけですよ、ちょっとだけ)。
 詳しい遊び方は前述の『GH13タイルゲーム リプレイ 1000の部屋を持つ館』や当webサイトの「GH13 タイルゲーム紹介」をご覧いただくとして、JGC2013期間中、大勢の方に興味をもっていただきました。希望者が多く、最後までご参加いただけなかった方には本当に申し訳ありませんでした。

『GH13』ではプレイヤーたちは稀代の建築家タテルベの建てた館を探索します。モンスターと闘い、罠を回避し、発狂の恐怖にさらされながら館の謎を解くのが彼らの使命。
 おそらく10回近くは試遊卓を立てたと思いますが、見事使命を達成したパーティもあれば、あえなく全滅したパーティもあり、同じシナリオでも遊ぶたびに異なる展開になるのが楽しかったです。
 あと『GH13』において最強モンスターと噂されるのが「ネズミ」。わずかヒットポイント5点ながら、どうしたわけか毎度パーティを全滅の危機にさらす脅威の存在です。これから遊ばれるみなさま、くれぐれも「ネズミ」にはご注意ください。

『GH13』正式販売は
10月1日(火)です。JGC2013でご予約いただいた方には9月下旬に発送を完了しております。まだお手元に届いていない方はご面倒ですが、お渡しした予約票に記載された連絡先までご一報くださいませ。


【 SNEセッション(連日)】
 今回は『ソードワールド2.0(以下SW2.0)』と『ゴーストハンター(以下GH02)』の卓が1日目1回、2日目2回、3日目1回と、合計4回に渡って催されました。
 GMをしたメンバーの感想をいくつかご紹介します!

たくさんのご参加、ありがとうございますー!

ちなみに、ひとりカメラ目線の男が川人です。

川人忠明(SW2.0)

 ソード・ワールド2.0は、初心者卓一般卓にわかれていました。
 前回のJGC12では、『カルディアグレイス』の発売に合わせ、新要素を盛り込んだサンプルキャラクターで遊んでもらうようシナリオがつくられていたため、データの把握などに四苦八苦される初心者の参加者さんたちが結構いたとのこと。そのため、今回は、直前に発売された『イグニスブレイズ』を含めて、ガッツリ盛り込んだシナリオを遊ぶ一般卓と、『ルールブックT 改訂版』だけで遊ぶ初心者卓を用意することにしたのです。
 このうち、川人は一般卓のシナリオを担当させていただきました。
 PCたちは、依頼人であるハイマンの学者を護衛し、ダンジョンに挑みます。しかし、ハイマンは、デジャヴで前世を垣間見ることができるという一風変わった設定を持つ種族。冒険の途中でも、突如、「はうあっ!」とデジャヴに襲われ、ダンジョンの仕掛けや罠に関する前世の記憶を思い出していき……やがて、PCたちはこのダンジョンと依頼人の前世との関係を知ることになります。
 という感じのシナリオでした。が、ついついロールプレイが過剰になってしまい、ハイマンはデジャヴのたびに「
がはあっ!」と吐血。いやいや、ほんとのハイマンはデジャヴであんなに吐血することはないと思いますので、ハイマンのキャラクターで遊んでいる人はご安心を(笑)。
 ダメージが回って、護衛しなければならない依頼人が死にかけたのはご愛敬。
 ロールプレイも、ダメージロールも、「ちょっとやり過ぎたかな?」と思いましたが、盛り上がったので無問題でしょう!
 また、来年もよろしくお願いします!!

杉浦武夫(ゴーストハンター02)

 いよいよ『ゴーストハンター13タイルゲーム』が出る! ……というタイミングでのJGC。
ここは、旧作もバッチリと楽しんでもらわねば!」ということで、SNEコンベンションにて、懐かしの『ゴーストハンターRPG02』が立卓しておりました。
 GMはシナリオ作成者である友野詳、河野裕、そして私こと杉浦武夫でのローテーション。
『ゴーストハンター』シリーズといえば、その名のとおりプレイヤーキャラが怪異と対峙する世界観。
 プレイヤーのみなさんには、「ホラーもの」ではお馴染みの「どういうわけだか主人公たちは、恐怖から逃げずに、その状況に立ち向かう(または原因を究明したがる)」という、勇気ある(というか無謀な)主人公たちを演じていただくことになります。
 このゲームの最大の特徴といえば、トランプを使っての狂気点の管理。
 恐ろしい出来事に出合い、判定に失敗した人にはトランプを引いてもらい、その数値の分だけMP(精神点)が上限から削られ、MPが0になると発狂しちゃいます。
 そして面白さのキモとなるのが、「自分が持っているトランプの内容を、他のプレイヤーに直接伝えてはならない」という点!
 つまり自分がどれだけ発狂に近づいているのかを、「ウヒヒヒヒ」と妙な笑いを浮かべたり、ガタガタと手を震わせたりなどの、ロールプレイや行動で示していくことになります。
 このあたりは『ゴーストハンター13 タイルゲーム』にもバッチリ組み込まれている、まさに「ゴーストハンターのキモ」ですので、機会があればぜひぜひお楽しみください。
 杉浦は1回目のセッションでおひとり様をバッチリ発狂させてしまいました!
 ちょっとやりすぎたかもしれません、スミマセン! ……でも、最大MP19のサンプルキャラでしたから、ご本人も納得の上(?)であったと信じたく思います。
 実はシナリオ上に、「GM判断で」とか「適度な修正を加えて」とか「何度かの恐怖判定をまじえて」とかいうような指示がけっこう示されていたので、わりとアドリブの苦手な私はハラハラしながらマスタリングしていたのですが……バレてませんよね?
 そもそも『GH02』では行為判定の成功率が低く、逆にファンブル率が異様に高いゲーム。サイコロを振るたびに恐怖判定でなくても悲鳴が上がっちゃうという、GM視点でも凄くスリリングなバランスなのでした。
 いやー、ギリギリでも最後までシナリオを進められて、ホントよかった。

河野 裕(GH02)

『GH02』は、友野詳作の「ある閉鎖された鉱山にまつわる呪い」のシナリオでした。シティアドベンチャーから幽霊屋敷探索、死者が徘徊する鉱山内の調査など多彩な内容で「通常のシナリオ
3本分くらい濃密」とプレイヤーさんからも好評でした。
 どの卓でもプレイヤーさんのノリが良く、ホラーテイストな雰囲気を重視したセッションになりましたので、とても楽しくGMをさせて頂きました。


【富士見ゲームリゾート(連日)】
 今回、加藤はここで『モンスター・コレクションTCG(以下モンコレ)』するのがメインです。
 なんですが、初日は宿泊客の中でモンコレに興味ある方に「初心者講習会」を行わせていただきましたぜー!
 面白いのは、さすがにJGCだけあって(その昔、モンコレの全国大会決勝はJGCで行われていたのです)、初心者講習に来てくださる人が「あ、10年前にやってました」とか「魔法帝国の頃までやってました」とか「カードだけ持ってます」とか。とりあえず基本は知っている人が多かったので、講習させていただいているぶんにはとても楽でした!

 あと『シルク・ドゥ・モンスター』の講習会なども行われていました。
 このゲームはSNEオリジナルの「セレクトカードゲーム」という分野のゲームです。
 シルクに関してはデザイナーの一人である、河端の感想をもらってきました。

河端ジュン一

 私は3日間、ずっと富士見様のブースに貼りついていたのですが、シルク体験会の希望者は常にいらっしゃって、盛況だった印象です。
 3日目に開かれたミニ大会でも9人2卓が立ったあと、まだ遊び足りないという方たちで
延長戦を行っていましたので、嬉しく思いました。
 負けたあと何度も遊びたくなるのは、このゲームのよいところだと思いますので、未プレイの方は一度遊んでみてください〜!

 『シルク・ドゥ・モンスター』のゲーム内容については下記を参照ください。
 http://www.groupsne.co.jp/products/cdm/

 モンコレにとっては2日目がメイン。
 お昼から「ブースタードラフト(以下ブードラ)」大会が行われ、夕方からは「ネオスタンダード」のスイスドロー3回戦の大会が行われました!
 ブーススペースの都合上、どちらも16名上限でしたが、どちらも満員御礼! やったー!
 ブシロードさんからは高橋P、SNEからは加藤、杉浦が参戦!


濃厚なメンツによる修羅の戦いが繰り広げられました!

 ブードラとは、ブースターパック(7枚入り)を5つ使ってプレイする遊び方です。
 遊び方の詳細は……長くなりそうなので、まあいいや。とにかく、実際のプレイングだけでなく、カードの選定、カードプールにおける未来予測などなども必要になってくるという、非常に楽しい遊び方です。
 ネオスタンダードとは、モンコレにおけるデック構築のレギュレーションの1つです。
 これについても詳細は長くなるので、もっとも「ポピュラーな構築形式」と思っていただければだいたいあってます。
 こちらについては、加藤ががんばりました! いえーい! 3回戦って合計得点を競うんですが、2回戦の段階でなんと暫定1位
 次に勝てば優勝でしたが、最後は負けちゃいました。ぐぬぬ


【ブシロード物販(連日)】

 モンコレ人気ユニットであるエルルーンたんのコスプレ衣装がまぶしい!
 いやはや、ほんわかしますなぁ。
 もうね、全体的にがまぶしすぎてどこに目(略)
 聞けば、結構な数のモンコレトライアルデックブースタースリーブが出たとのことです!
 やったー! お買い上げありがとうございますー!

本イベントの加藤的清涼剤。癒やされました。




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