イベントフェイズ


第1イベントフェイズ

※各自のセリフは、それぞれの担当プレイヤーが読みましょう。地の文は、相談して決めたプレイヤーが読んでください。

ヤナギ「記憶が曖昧だと言ったね。まずは、自分が誰か覚えているか確かめてみようか」

※以下、読み上げた後、望むなら短く何かつけくわえてもかまいません。

クロ「わしはクロ。最年長で、ヤナギとは一番長くいっしょにおるぞ。見ての通り、黒猫じゃ」
シロ「それは間違いない。あたしはシロ。ふさふさの白い毛が自慢。悪い子はこらしめるからね」
トラ「悪くないのに、ごはんの邪魔をされる。大きな体でトラジマのトラだぞ」
ミケ「三毛猫だからミケ。ヤナギはネーミングセンスが安直だけど、それって前からだっけ?」
ブチ「ぼくはブチだよ。みんなとなかよくしてたよ。これからも、悪いやつ以外とはなかよくしたいな」

それぞれがあらためての自己紹介を終えると、クロがえへんと咳ばらいをした(厳密には、猫にとってそれに相当する行為、ということだ)。

クロ「とりあえずヤナギはどこで悪魔に願いごとをしたんじゃ? そこを見つけて調べれば、いろいろわかるじゃろ」

そう尋ねても、ヤナギは「どこだったかなー」と首をかしげている。

ミケ「覚えてないのも悪魔のせいかしら」
トラ「んだんだ」

しかし、悪魔の力がとてもすごいなら、完全に忘れて、悪魔がいることさえ気づかせていないはず。
きっと「いちばん肝心なところ」の他は、大丈夫だ。昨夜のできごとなども、ほぼ正しく思い出せている。

シロ「それぞれ入れる場所を探すのがいいわね」
トラ「俺はごはんのところがいい!」
ミケ「あんた、はいれないでしょー」
ブチ「どこさがそうかなー?」

するとヤナギが言った。「みんな、気をつけてね。昔、読んだお話で、悪魔が、仲間の姿に変身してもぐりこんでるなんていうのがあって……いや、猫は天使だから大丈夫だと思うんだけど」
ヤナギは空気が読めないところがある。
5匹は、お互いをちらちらうかがう。
悪魔がなりすましてる、なんてある?
ずっといっしょ、だった……はず。
記憶があいまいにされたのは、そこのところかもしれない。
悪魔は、本当にいるのか?

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第2イベントフェイズ

※各自のセリフは、それぞれの担当プレイヤーが読みましょう。地の文は、相談して決めたプレイヤーが読んでください。

部屋を調べては相談しているうちに、もうおおよそは探し尽くした。
あとは、いつも閉ざされている地下倉庫だけだ。

クロ「やっぱり、ここがどうも怪しいのう」
シロ「でも、どうすれば開けられるのかしら」

ヤナギが、がんばってみると言い出した。
霊体なのに、なんとうっすらとドアが開く。

ブチ「やりすぎちゃだめ!」

心配したブチが叫ぶ。
大柄なトラが、ドアの隙間に体を割り込ませて、ぐいぐい開けた。

トラ「おいしいもの、あるかなー」
シロ「食欲の生むパワーってっすごいわねえ」

地下倉庫には、いろんな古い道具や冷暗所保存用の食材が置いてある。

ブチ「わー、みんなでだいぼうけんだー」
トラ「うーん、あんまりおいしいものないなあ」
ミケ「玉ねぎやネギをかじるんじゃないわよ。死ぬからね」
トラ「わかってるよ。あれ? くんくん、なんか美味しそうな匂いがするんですけどー」
クロ「あれはなんじゃ?」

床に、シートが広げてあった。
禍々しい感じがする、赤い複雑な丸が描かれている。
その上にぶらさげられた何かから、いい香りがする……。

トラ「かつぶしだ! かつぶしがつるしてある!」

丸い円の上で、天井から紐でつりさげられた鰹節(削り節のパックじゃなくて塊)がぶらぶら揺れている。
飛びつこうとしたトラを、ナギが「こら、がっついちゃダメだ」と叱り、シロも威嚇する。
そしてヤナギは言った。鰹節を生贄に悪魔を呼び出して、願い事をしたことを思い出したのだ。
鰹節で呼びだした悪魔なので、たいした力はない。でも、願いを叶えるのだけは別だ。ヤナギの魂を代償に、契約書の力を使うからだ。
ヤナギがこうなっているということは、すでに寿命が減っているのだろう。

クロ「なんてバカなことをしたんじゃ」
ミケ「でも、叶えたいことがあったのね。わかるわ」
ブチ「どんなねがいごとをしたの?」

ヤナギは言った。
3つの願いが叶うが、まだ2つしか口にしていない。
1つめはまず、猫語がわかること。
それから、とても心残りだったこと、反省していることをとり返しがつくように、と。
そこで、ヤナギは、はっとして、何かを言いかけた。
「そうか。ということは、偽物のおまえが悪魔……」
ヤナギの幽体が、凍りついたように動きを止める。

クロ「ヤナギ! ヤナギ! どうしたんじゃ!」
ミケ「これってやばくない?」

まっさきに2匹が駆けよって、左右の手をなめる。
そこから、何かの力が、2匹に流れ込んだように感じられた。

ブチ「うえーん、ヤナギがうごかないよう」
シロ「悪魔……とか言いかけてたわよ!」
トラ「つまり俺たちの中に悪魔がいるってこと?」
ブチ「そんな……」

猫たちは互いを疑いの目で見た。
この中に悪魔がいるのは、どうやら間違いない。

クロ「悪魔を捕まえるべきじゃろうな」
ミケ「そりゃそうよね」
ブチ「いったいだれなのかわかんないよー」

まずはこの地下を調べてみよう。
ここには、絶対に悪魔の手がかりがあるはず。
願いをかなえてくれる悪魔の手がかりが……。
まずは悪魔が誰かを見分けること。
それからどうすればいいのか、じっくり考えよう。

※まず秘匿情報の続きが解放されます! 5分間かけて、それを黙読してください。
読み終わらなければ延長します。
逆に同意があれば早く終えてもかまいません。

※続きでは、この後のフェイズで回答する、選択すべき内容が説明されています。書き込みを実際に行うのは、そのフェイズになってからです!

※全員が黙読を終えたら第3調査フェイズへ進んでください。



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