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TOP > 製品情報 > ソード・ワールド > 『ソード・ワールド2.0 ルールブックEX』発売に伴う、ルールとデータの補完


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透明に関する処理(特に重要)

 透明に関する処理は、『バルバロステイルズ』で一度確定したものです。しかし、このときのルールは、後の『カルディアグレイス』(または『ルールブックT改訂版』)によって改訂された、改訂戦闘ルールと完全な対応ができていません。
 そのため、あやふやな部分が残ったまま運用されてきていました。それをこのタイミングでフィックスしています。

 透明なものに対しては、次のように処理されます。なお、これは視覚を主として外界を感知しているキャラクターが前提です。視覚に頼っていなければ、単なる透明は何の妨げにもなりません。一方で、主たる感覚を阻害されていて、感知できない状態であるなら、透明でなくとも、ここの処理に従うようにしてください。

  ○ 対象とできるか否か
    ・ キャラクターを対象としない効果
    ・ 貫通・突破の目標
  ○ ペナルティ修正の発生
    ・ 透明な対象への攻撃などへのペナルティ修正
    ・ 透明な対象からの攻撃を受けるときのペナルティ修正
    ・ その他のペナルティ修正
  ○ その他の注釈
    ・ 透明なキャラクターによる遮蔽は不成立
    ・ 透明なキャラクターは、任意の除外の対象にならない
    ・ 透明なキャラクターは誤射の対象にならない
    ・ 透明なキャラクターは移動妨害を受けない
    ・ 透明なキャラクターによる移動妨害は成立するが、同一座標となることで認識される
    ・ 盲目状態のキャラクターは、自身以外すべて透明として処理する


 


対象とできるか否か

 原則として、透明なキャラクターは、直接に攻撃や魔法、効果の対象とすることができません。
 しかし、座標を同じくするキャラクターは対象とすることができます。また、乱戦状態のキャラクターは、その乱戦エリア内にいる透明なキャラクターを対象とすることが可能です。


キャラクターを対象としない効果

 前記の制限は、キャラクターを対象とする効果において適用されるものです。地点(座標、エリア)を対象とする魔法や効果では、そこに透明なキャラクターがいても、それらを行使、実行する妨げにはなりません


貫通・突破の目標

「形状:貫通」「形状:突破」において、キャラクターを目標としたいときには、それが透明であってはなりません(⇒参照)。



ペナルティ修正の発生

透明な対象への攻撃などへのペナルティ修正

 透明なキャラクターに対して近接攻撃、射撃攻撃を行う場合、命中力判定に−4のペナルティ修正を受けます。
 特殊効果においても、命中力判定と回避力判定との達成値の比べあいで成否を判断するものでは、命中力判定に−4のペナルティ修正が発生します。
 魔法行使を始め、それ以外の効果の対象とする場合には、このペナルティ修正は発生しません。


透明な対象からの攻撃を受けるときのペナルティ修正

 透明なものから近接攻撃、射撃攻撃を受けた場合、回避力判定に−4のペナルティ修正を受けます。
 特殊効果においても、回避力判定によって影響を免れるものの場合、それに−4のペナルティ修正が発生します。
 効果に対抗する判定が回避力判定でない場合には、このペナルティ修正は発生しません。


その他のペナルティ修正

 個々の魔物の能力の説明などで、透明を絡めて処理が記述されている場合には、その記述にも従ってください。




その他の注釈

透明なキャラクターによる遮蔽は不成立

 透明なキャラクターは、「形状:射撃」の効果において、いっさいの遮蔽にならないとします。すなわち、そのキャラクターの向こうを視認することも可能であると同時に、彼らが「形状:射撃」の効果を遮断することもありません。


透明なキャラクターは、任意の除外の対象にならない

 戦闘特技《魔法制御》の効果など、「任意の対象を除外できる」とされている場合、透明なキャラクターを除外対象とすることはできません


透明なキャラクターは誤射の対象にならない

「形状:射撃」の効果を与えるさい、透明なキャラクターは、誤射の対象からは除外されます。すなわち、誤射の結果で、透明なキャラクターに命中が発生することはありません。


透明なキャラクターは移動妨害を受けない

 透明なキャラクターは移動妨害を受けずに移動できます
 また、乱戦エリア内にいる敵対者すべてから透明であるならば、離脱宣言の必要なく、移動によって乱戦エリアから離脱できます。
 ただし、その移動が透明そのものを解除してしまう場合には、これらの処理は適用されません。透明解除が先に発生します。


透明なキャラクターによる移動妨害は成立するが、同一座標となることで認識される

 透明なキャラクターは、他のキャラクターに対し、移動妨害を行うことが可能です。
 ただし、これを行った場合には、同一座標になるため、直接攻撃などの対象にされる可能性が発生します。


盲目状態のキャラクターは、自身以外すべて透明として処理する

 盲目状態のキャラクターは、自身以外のすべてのキャラクターが、自身から透明であるものとして処理されます。






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