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ソードワールド2.0　2015年冬の大特集

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サウザンドブレイブ　トレジャー争奪、実況中！
（2015年12月刊行）



◆生放送で行ったセッションとして

――： 次は同じく12月刊行の『サウザンドブレイブ　トレジャー争奪、実況中！』です。ニコニコ動画で生放送をしていたリプレイの下巻ですね。
藤澤： セッションの内容についてはアーカイブとして動画が上がっていますので、そちらをご覧になっていただければと思います。
――： このリプレイは文庫の構成が、かなり特殊なものになっていますね。
藤澤： はい。上巻である『サウザンドブレイブ　ダンジョン探索、実況中！』と同じ構成なんですが、ページの下部三分の一は、生放送中に実際に頂いたコメントを載せるスペースになっています。
――： 当時生放送を見ていた人は、自分のコメントが載っているかもしれませんね。
藤澤： 生放送を見てくださっていた方は、そういう楽しみ方もできると思います。


◆可愛い幕間コミックと魅力的な巻末データ

――： 上巻でもそうでしたが、今回も幕間にコミックが収録されていますね。
藤澤： プレイヤーとして参加してくれていた山崎さんと松田さんが描いてくれています。可愛いコミックなのでぜひご覧ください。また、巻末には付録として、ヴァ＝セアンの特殊神聖魔法が載っています。
――： リプレイで登場した海風の小神ですね。
藤澤： 放送中に視聴者からどんな魔法がいいかアンケートをとって、ラインナップを決めました。データは田中さんに作っていただきました。リプレイ内で田中さんはヴァ＝セアンの神官でしたから、自分が使う神聖魔法を自分で作ったことになりますね。
田中： （横から）なので、もっと強力な魔法にしたかったんですが、それはデザイナーの血が許しませんでした（笑）。
藤澤： セッションの中では割とどんぴしゃのタイミングで使われてて面白かったです。
田中： 海風の神なんだから風の魔法作ろうか、と言った矢先に風の妖精シルフが出てくるダンジョンに入ったりしましたからね。最終回のダンジョンでも何気にいい働きができましたし。
藤澤： どの神聖魔法も使いようによっては非常に強力なものです。ぜひユーザーの皆さんにも使っていただければと思います。


◆巻末おまけ・広告者紹介

藤澤： 今回の巻末には、生放送の時に番組を宣伝してくださった方の名前を掲載させていただきました。
――： 視聴者がポイントを支払って、動画や生放送を、目につきやすいようにできるというシステムですね。テレビ番組でいう「提供」みたいなものというイメージですが、それをしてくれた方の名前が載っているわけですね。
藤澤： はい。ちなみに、その中にある「田中公侍」というのはご本人です（笑）。「ヒューバード」の名前もありますけど、こちらはご本人ではありません。
――： 名前はその時々で自由に決められることもあって、色々な名前がありましたね。
藤澤： ええ。「モニカ」とか「ファラリス」とか、2.0ではない「ソード・ワールドRPG／1st」時代のＰＣや神様など、すごく懐かしい名前もありました。「ウィスタリア」（※）はほぼ毎回広告を打ってくれてまして、施しの女神らしい施しっぷりでしたね（笑）。ともあれ、広告宣伝してくださった皆さま、本当にありがとうございました！

※リプレイ『from USA』のＰＣ。仲間に対してお金を貸す（与える）などの施しをすることが多く、その面倒見の良さから「施しの女神」と呼ばれていた。
　

◆ギルドマスター、まさかの事態に!?

藤澤： リプレイでは生放送の視聴者さんに、アプリのプレイヤーがやっていることをやってもらおうというコンセプトで参加していただいていました。ギルドマスターとしての選択をアンケートで決めていたことがそれに当たります。２巻ではせっかくなので視聴者の皆さんもゲームに関わってもらおうというシーンもあります。個人的にはやっててすごく楽しかったです。
――： あれはどちらかというと、「やってやった」という感じでしたが……（笑）。
藤澤： そうですね（笑）。生放送をリアルタイムに見てくれていた人は知っていることですが、そうでない方は読んでびっくりしてください。危うく生放送が強制終了しかねない事態が発生していました。
――： そうならなくてよかったです。
藤澤： アプリゲーム『サウザンドブレイブ』ともども、『サウザンドブレイブ　トレジャー争奪、実況中！』をよろしくお願いします。


　スマートフォンアプリ『サウザンドブレイブ』は、9月から先行してandroid版がリリースされていましたが、現在はIOS版の配信も始まっています。
　アプリに関する詳しいことは、別にインタビュー記事が上がっていますので、そちらをご覧ください。

『ソード・ワールド２．０　サウザンドブレイブインタビュー』

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