|
2.ロバの耳、よろず質問箱
質問、近況(ボードゲーム普及計画は続く) |
小林 さん |
ゴーストハンターについて教えていただきたいのですが、黒魔術の3レベルに製薬という魔術についてです。
効果には魔法の薬を調合し、仕上げにこの呪文をかけると魔法の薬ができあがるとあります。
実際にはどのような薬ができるのでしょうか?
ルールブックの中を探したのですが、他に該当しそうな魔法の薬についての記述もありませんでしたし、薬の調合等についても書かれていませんでした。
よろしくお願いします。 |
友野詳 |
魔法の薬を作るには、まずそのレシピを見つけなければいけません。そして、薬品はシナリオ中での必要に応じて作られます。たとえば、石化の妖術を持つ魔女ゴルゴンが現代に甦ったとしましょう。PCたちは、犠牲者を元に戻すために魔法薬の製法を探さねばなりません。そして、見つけても、この呪文をPCが唱えられないなら、呪文を心得た魔女も探さねばならないのです。
あるいは、魔術師の亡霊が出る屋敷を探索した時に、身体を強靭にする薬や、肉体を癒す霊薬のレシピを発見させて、報酬の一部にしてもいいでしょう。
どういった魔法薬が存在するかは、GMにゆだねられています。
この呪文は、主にシナリオのフレーバー、もしくは報酬として使われます。さまざまな伝承を元に、他のアーキクラスにできないことを可能にする薬品を、GMがデザインしてください。ゴーストハンターは「ホラーTRPG」です。そしてホラーを楽しむ上で重要なのは、雰囲気と演出です。こういった曖昧なデータは、そのために使ってください。 |
夜桜 さん |
鋼の国の魔法戦士オルタネイティブリプレイについて
何時も楽しくR&Rを読んでいます。
ところでソード&ワールド鋼の国の魔法戦士オルタネイティブリプレイについてなんですが、文庫化刊行する予定はありますか? |
ゆうみん |
夜桜さん、こんにちは。
ご質問の作品は、2007年1月に発売された「ソード・ワールドRPGリプレイ・アンソロジー2 賽子の国の魔法戦士」に収録されています。
この本には他に、R&R23号に掲載された山本弘さんの「サーラの冒険」に登場した悪役チビッ子たちが活躍する「絶対危険チルドレン」や、懐かしの雑誌「RPGマガジン」に掲載された友野詳のリプレイデビュー作「不思議な地底探検」が収録されていますよ!
書店で探してみてくださいね。 |
周りは さん |
ボードゲーム普及計画第3弾
3月はうちの子の誕生日があります。これに向けてのボードゲームチョイスは、パーティゲームにピッタリの『ミッドナイトパーティ』です。
うちの子はものすごく怖がりでお化けの話をすると夜トイレに一人で行けなくなるのですが、怪談が大好きです(オイ)。きゃあきゃあ怖がるのを楽しむこのゲームはうってつけと見込みました。10歳ぐらいになると怖がらなくなるそうなので今が与え時でしょう。
さて、誕生日当日。メインのプレゼント百科事典はうちの子をうんざりさせたようですが(いつの時代も親は「勉強しなさい」と言うものですよ)、ドイツゲームの箱二つにはワクワクしたようです。バースデーケーキの後は当然ゲームです。は、早い!3ラウンドで一勝負なのですが、あっという間に終わりますよこのゲーム。お化けのヒューゴーが動き出すときゃあきゃあ言う暇さえありません!しかし1ラウンド終わって次のラウンドに進むときは負けている人が有利に、リードしている人は不利に、3ラウンドでちょうどバランスが取れる絶妙さ!3ラウンド終わってまた次の勝負をすぐやりたくなる面白さ!うちの子も「ボクこのゲームにハマった。」と…言うのは3回目ですが、これもチョイスの正確さゆえと自画自賛しております。もちろんSNEの薦めるゲームに外れがないからです、ね!
ボードゲーム普及計画第3弾続き
「友だちがうちにあそびに来たときいつも『カヤナック』をやってるんだよ!このまえは『ハゲタカのエジキ』もやったんだよ!」
むむっ、普及に努めていたとはうちの子もなかなかやるな。しかしお気に入りでも『6ニムト』のルールはまだ他人に説明できないようです。カイさんと一緒ですね(笑)。 |
安田均 |
「カヤナック」の作者が新作でまた楽しいボードゲームを作っています。
そのうち紹介できるかなと思うのですが。「ミッドナイトパーティ」は、よくぞ、サイコロの3分の1の確率(オバケの出目)で、これだけおもしろいものを作ったなという感じですね。 |
|