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JGC2012レポート

【怖い話をしましょうか 真夜中ホラートーク】
8月31日 25:30〜26:30

深夜。会場をぷらぷらしていると、薄く開いた扉を見つけました。中は暗く、複数の人間の押し殺した息遣いが聞こえます。
一体中で何が行われているのか……わたしは恐る恐る足を踏み入れました。


部屋の中には並んだ椅子に座る皆さんと、その前でマイクを持つ友野詳大井雄紀が。
あ、真中、ちょうどええわ。前出といで

……はい?

というわけで、毎年恒例真夜中のトークショー!
前半は友野が上半期に出した著作について話し、後半に参加者さんの怪談を聞くコーナーがございます。そしてレポート用の取材に行ったら、なぜかわたしも前に座らせていただくことになりました。
こ、怖い話苦手なんだけどなあ……。


友野詳の著作。まずは小学生女子向けクトゥルフ神話の『魔界王子レオン 猫色の月と歌えないウサギ』! 果たして小学生女子にクトゥルフがわかるのか、気になるところです。
妹トラップ! 外道な兄と使われ妖怪』。人気急上昇中のソーシャルゲーム『秘録 妖怪大戦争』と連動しており、妖怪たちが全員美少女という素敵設定!
妖怪コロキューブ』は小学校低学年向きながらパズルがなかなか侮れません。わたしは解けなかったことがあります! 今の小学生はすごいなあ……。

大井雄紀の新作『ソードワールド2.0リプレイ バウムガルドの迷宮城』や、わたしがワールドデザインを担当しているグループSNE開発中の新作ゲーム『ルッテ・ノーブル』についてもちょろっとお話しさせていただきました。

そしていよいよ話題は怖い話へ……
大井さんは霊感が強いらしく、中学生の頃に経験した「夜、目を開けると見知らぬおじいさんがこっちを見ている」話をしてくださいました。
背筋がゾッ……とするくらい怖かったです……
会場からも小さな悲鳴が。
しかしその後、
「思春期のうちに、あれほど「親父早く起きてきて!」と父親が待ち遠しかったことはないですね〜」
しっかりオチをつけるのも忘れない大井さんでした。

その他、友野さんの「誰もいない深夜の劇場で聞いた拍手の音」の話やお客さんの「キャンプ場で聞いた「いってらっしゃい」の声」の話などなど。
ひぃ! 夜思い出して寝れなくなったらどうしてくれるんですか!?(涙目)
最後は霊的なものがホテルの部屋までついてこないように、柏手で締めと相成りました。怖い怖いと言いながら楽しかったので、また機会があれば参加したいなあ。

因みにその日の夜は案の定大井さんの話を思い出してしまい、夜明け近くまで眠れませんでした。
やっぱり怖いものは怖いです!


【田中公侍、深夜のゲリライベント「ヘンセン」】
8月31日(金) 深夜

グループSNE田中公侍が毎年JGCの深夜に独自に開いているゲリライベント。
3年目となる今年は初日(31日)の開催ということもあって、47名の方にお集まりいただき、過去最高の規模となりました(実際にゲームに参加していただいたのは45名)。

今年のゲームは「ヘンセン」と名前をつけ、9チームに分かれて戦いました。すべてのチームは5人のメンバーを5箇所の「拠点」に派遣し、順番を決めて勝利点となる5色の「チップ」と、その価値を変動させられる「カード」を取り合います。

ラウンドが経過するごとに「チップ」と「カード」が溜まって行き、勝利点を積み重ねて優勝を目指す、というゲームです。

26:30開始という深夜のゲーム(終了は
28:30!)にもかかわらず、最後まで楽しんでいただきました。「カード」と「チップ」のどちらを先に獲得するのか、5色のチップのどれを集めて、どのチップの価値を高めていくのかなどでチームの相談が必要でしたが、みなさん和気あいあいとゲームを進行してくださいました。
優勝は600点オーバーで「チームDFC」でした。

それでは田中さん、参加者のみなさんに一言お願いいたします。
田中「深夜のイベントにもかかわらず、沢山の方にお越し頂きましてありがとうございました。皆さんのJGCの思い出の一助となれば幸いです。また一緒に遊びましょう!」


【富士見ゲームリゾート in JGC2012(&SNE新作体験会)】
8月31日19:00〜22:00
9月1日9:00〜22:00
9月2日9:00〜17:00

富士見書房様のブース「ゲームリゾート」も終日大盛況。
SNE関連では『モンスター・コレクション体験会』『シルク・ドゥ・モンスター体験会』『ルッテ・ノーブル体験会』が開催されました。

モンコレスペースは熱気むんむんのバトルの真っ最中。
歴戦の猛者だけでなく、初めてプレイする人も真剣な眼差しでバトルに挑みます。

二日目にはモンコレミニ大会が開催され、安田均が開会を宣誓いたしました。

モンコレ体験



モンコレ大会

そして、JGC2012で先行販売されたグループSNEの完全オリジナルゲーム、話題の『
シルク・ドゥ・モンスター』体験会!

プレイヤーはうらぶれたサーカスの団長になって、ゴブリンサテュロスといったモンスターの団員を雇い、有力なスポンサーを獲得していきます。
デック構築型カードゲームに新たな要素「オークション(競り)」を加えたことで、あっと驚く斬新な一作になりました。
シンプルだけど奥が深い、やるたびに違った楽しさを発見できるゲームです。

また、この発売に合わせまして藤澤さなえによるボードゲームのリプレイ『モンスターサーカスへようこそ! 〜シルク・ドゥ・モンスター〜 リプレイ』も同時発売されました。

体験会はありがたいことに常に大盛況!
予定していた卓数では足りなくなり、急きょ新しい卓が立てられるほどの人気ぶりでした。

シルク・ドゥ・モンスター
体験会


先行販売


シルク・ドゥ・モンスター大会

シルク体験会
真中「藤澤さんのリプレイに解説役で出ているデザイナー河端さん、シルクの体験会で印象的だったことはありますか?」

河端「ものすごい説明台詞ありがとう。印象的だったのはミニ大会の時に、「各卓の1位は秋口ぎぐる&河端ジュン一と戦える!」という5人プレイのミニイベントが開催されたんだけど、デザイナー二人がボッコボコに負けたことです。見事1位に輝いた方は5人プレイはその時初めてだったらしいから、初めての方でも簡単に遊べるゲームなんだなと実感したよ」

真中「すごい! 私シルク面白くて大好きですけど、まだ勝ったことありませんよ!」

河端「そこは頑張れ」

ルッテ・ノーブル体験会
こちらはグループSNEが開発中の新鋭TRPG『ルッテ・ノーブル』の体験会!


ルッテ・ノーブル
体験会

ルッテ・ノーブル
プレイ風景

舞台は19世紀頃の仮想都市ロンドン。
世界には謎が溢れかえり、謎に侵された狂人が複雑怪奇な難事件を引き起こしていた。
プレイヤーは能力者となり、狂人が引き起こす犯罪を解決していく……まさにシャーロック・ホームズを体感できるミステリー風TRPG
コンセプトはNOダイス・NOペン! ボードゲーム的要素を盛り込んだ、今までのTRPGとは一味違うプレイスタイルとなっています。

体験会には募集人数の倍の方が来てくださり、卓が間に合わないほどでした。

ここでは不肖、わたしもマスターをさせていただきました!
ロンドンにしかけられた爆弾を解除していくシナリオだったのですが、判定に失敗して爆弾魔とPCがテムズ川をどんぶらこっこと流れていったときには爆笑してしまいました。
ほかにもカードを使う判定で、全てのカードが連続するという奇跡が起きたり、本当に楽しくセッションをすることができました!

……実はものすごーく緊張していたのですが、ゲームを始めると笑いありあり犯人との駆け引きありで緊張なんてどこかに吹っ飛んでしまいました(笑)。
幸いにもご好評いただきましたので、みなさまの意見を参考に、今後、製品化に向けてより完成度を高めていきたいと思います。続報を楽しみにお待ちください。
ご一緒していただいた皆様、本当にありがとうございました

そして今年もやってます! 昨年から会場でも生中継されるようになった「ドラ生」!
(「ドラ生」とはリアルタイムにコメントを書いて共有することのできる動画配信WEBサービス「ニコニコ生放送」を使って主にアナログゲームなどを紹介してゆく、富士見書房様の企画です。)

ソード・ワールド2.0リプレイ「Sweets」シリーズについて語る藤澤さなえ
映っているソフィたちのイラストは4巻の表紙。

ルッテについて少し言及していただいた中村やにお先生と富士見書房編集さん。

ニッコリ笑顔が素敵です!

見学している様子はこんな感じ。
思わず笑ってしまうトークばかりです。

昨年から始まった「ドラ生」も、今ではすっかりお馴染みのものとなりました。
これからもアナログゲームの情報をどしどし発信していきますよ!

こちらは今回初めて富士見書房様のスペースに用意された『TRPG ONLINE』。
TRPGをオンライン上で楽しむための初の公式サービス。現在、本格サービスに向けてオープンβ版が始動中です。
キャラクターシートのクラウド管理、テキスト&ボイスチャット、自分のキャラクターの画像をアップロードできるなど、TRPGを楽しむためのコンテンツが多種用意されています。

TRPG ONLINE


画面


プレイ風景

パソコンの画面を開けばすぐセッションが当たり前、なんて時代はもうすぐそこまできているのかも。
公式ホームページも開設されているので、是非そちらも参考になさってください。(参照URL:http://fanplus.jp/_fujimi-trpg_/?wapr=505fdc80)

こちらも今年からの試みとなります。
株式会社ブックウォーカー様による、電子書籍

『ソードワールド完全版』を始め、清松みゆきの「バブリーズ」、秋田みやびの「へっぽこーず」などが配信されています。

ドラゴン帝国キャンペーンのポイント引き換えもやってました。



【ソード・ワールド2.0リプレイトークショー】
9月1日16:00〜17:00

好評発売中のソード・ワールド2.0リプレイシリーズを徹底的に語り尽くすファン必見のイベント「ソード・ワールド2.0リプレイ トークショー」のお時間です!
ゲストはSNE初の戦記物リプレイ「with BRAVE」の著者にしてSW2.0の生みの父・北沢慶をはじめ、9月に復活を果たす「新米女神」シリーズとさらに新シリーズを準備中のSNEリプレイ陣の女神・秋田みやび、ゆるふわリプレイ「Sweets」シリーズの著者にして本人もゆるふわ可愛い・藤澤さなえが勢ぞろい。
ソード・ワールド2.0の魅力を語り尽くします!

9月に復活する「新米女神」シリーズ。 「本編ではできなかった番外編みたいなことをやっていきたい」と語る秋田みやび。

ジークが今までにない恰好を……! 隠れテーマが学園もの……!?
一体どんなリプレイになっているのか、気になります。

ドラゴンマガジン9月発売号にはイラストレーターの中島鯛さんによる描き下ろしのぞんざい勇者団が掲載されています。
テーマは「今までで一番かっこいいぞんざい勇者団」!

北沢注*これはイメージです。 とかつくの?」

つきません!(笑)

ゆるふわリプレイ「Sweets」シリーズは9月発売の4巻が最終巻となります。
「シリーズ通して私の出目が悪かったです」と語る藤澤さなえ。出目が悪すぎてねつ造に見えるんじゃないかという話まで出たんだとか。

魔剣のアイデアに関してもいろいろ話が出て、けっこう罪深いことまで語っておりました。どんなお話だったかは、トークショーに来ていただいた皆さんだけの秘密です☆

新米女神 リターンズ」、中島鯛先生描き下ろしイラストが掲載される「ドラゴンマガジン9月号」、そして「Sweets」最終巻は9月20日発売になります。
忘れずにお近くの書店へレッツゴーです!

ここでサンダーストーンのレクチャーから抜けてきた大井雄紀も合流。
改訂版ルールブックを使用したリプレイ『バウムガルドの迷宮城』について語ります。

なんとこのリプレイ。本編のほかサンプルシナリオサプリメントも収録され、これ一冊でリプレイも読めてセッションもできるという一度で二度美味しい一冊!
これからソード・ワールドを遊ぶ人、友人をハメたい人におすすめです♪

表紙イラストのラフも公開され、歓声が上がります。
そんなイラストを見て、「イラストラフがあがってきたときの話なんですけどね」とニヤニヤしながら話す大井。
隣の北沢慶が指さす先には……ん? こ、このめちゃめちゃ渋いウサミミは!?
タビットのジョージというキャラが出るんですが、こいつイラストラフがあがってきたとき”誰よりも背が高かった”んだよね」
「もうそれ
新種族やん!!」
なんとタビットの身長が最初8頭身だったとか!
最終的に小さくなったそうですが、頭身はそのまま。リプレイ史上最もスタイルの良いタビットに出会えるのは『バウムガルドの迷宮城』だけです!(笑)

大井「これ●ビットって名前にしちゃ駄目ですかね」
富士見「だめですよ!」
編集NOが入りましたー(笑)。

続いては北沢慶による「with BRAVE」シリーズ。
前作の『聖戦士物語』の流れを受け継いだ今シリーズは人族と蛮族の戦争を、戦場の「内」と「外」から描く王道戦記リプレイ。
「いきなりマスターの予想外のことが起きてね……」
と語る北沢慶。気のせいか、背中に哀愁が漂っています。

一体どんなことが起きたのか……? 
気になるあなたは『ソード・ワールド2.0 リプレイ with BRAVE(1) 聖剣のクルセイド』を要チェックです!

ソード・ワールド2.0リプレイ バウムガルトの迷宮城』『ソード・ワールド2.0 リプレイ with BRAVE(2) 戦乙女のオデッセイ』」どちらも10月20日発売です。

秋田みやびの新シリーズも始動しています。イラストは以前ソード・ワールドの短編集でも描いてもらったことのある山崎透さん。
次の舞台はシエナクラ地方。新天地でまた新たな冒険が始まります。
フェイダンは蹂躙し尽くしたから、あとはもうベーテが喰い散らかすだけだね」というコメントも(笑)。
そんなベーテ・有理・黒崎の「from USA」シリーズも絶好調。
今回のJGCは残念ながら欠席となりましたが、相変わらずセッションでは「HAHAHAHA☆」と高笑いが止まりません。
秋田みやびの新シリーズ、「from USA」の7巻はどちらも11月発売の予定です!

さて、楽しい時間はあっという間にすぎ、トークショーも終わりの時間となりました。
ラクシア世界での冒険はこれからも続いていきます。
皆さんの冒険を、ラクシアの歴史の新たな1ページに刻んでください!





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