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→2024年の作品


2024年6月
14日  パルミラ
作=ライナー・クニツィア
訳=グループSNE(柘植めぐみ)
発行・発売=グループSNE
定価:3,520円(3,200円+税)
JANコード:4580552551305

巨匠ライナー・クニツィアの隠れた名作が登場! これはちょっと変わった“経済ゲーム”――しかも舞台はローマ帝国時代の西域!
パルミラは古代の重要な交易拠点の1つです。にぎやかなこの都市には、世界中から隊商が訪れては交易をおこないます。プレイヤーはパルミラに暮らす商人となり、ライバルたちをけん制しながら、自分だけ裕福になることを目指しましょう。
内容物で目を引くのは何といっても“壺コマ”! 3色あって、赤はワイン、緑は香辛料、黄は黄金や宝石を表しています。ゲームボードに描かれた交易路にこれらのコマが並ぶさまは、なんとも言えない味わいが……。しかも交易路はただのコマ置き場ではなく、「その商品の価格」も表しています。たとえば――商品を買うとき/売るときは「パルミラに最も近いスペース」を確認します(パルミラに近いほど安い!)。商品がどんどん買われて希少になれば、パルミラから遠ざかる――すなわち高くなる、逆に商品がどんどん売られればパルミラに近づいて安くなる、というわけ。
そうやって現在の価格を見ながら商品の売り買いをするゲームですが、さらにカードの効果が絡んできます。各商品の価値を上げ下げしたり、税金を徴収するカード、報酬を高めてくれるカードなどがあります。他のプレイヤーの所持品をよく見て、使うカードを選びましょう。
3ラウンド(3年)が終わればゲームは終了。最も所持金の多い=得点の高いプレイヤーがゲームに勝利します。
のちにリメイクされたアメリカ版(タイトルは『Buy Low Sell High/安く買って高く売れ』)ではカードの構成が変わっており、そちらの遊び方もバリエーションとして追加していますよ。お楽しみに!(柘植めぐみ)
20日 ソード・ワールド2.5サプリメント バルバロスレイジ
監修=北沢慶
作=田中公侍/グループSNE
発行・発売=KADOKAWA
定価:3,300円(3,000円+税)
ISBN:9784040755069

『SW2.5』に待望の「蛮族」サプリメントが登場!
これまで敵として登場していた強力な「ディアボロ」「ドレイク」「バジリスク」などが、プレイ可能なキャラクターとして収録されたサプリメントだ。
これら「蛮族PC」は全10種掲載され、どれも個性的な能力を持っているぞ。
さらに新技能「フィジカルマスター」を収録。これはなんと、大型の蛮族が複数の部位を同時に扱うための技能だ。魔人形態に変化して本気を出したディアボロ、はじめから上半身とサソリのハサミ、尻尾を扱うシザースコーピオンなどが有効に扱えるものだ。
これらの蛮族は、種族ごとにより詳細な解説を収録。それぞれの種族がどのような歴史や文化を持っているのか、コミュニティはどう形成しているのかが、詳細に解説されているぞ。
さらに蛮族のキャラクター同士で徒党を組み、すぐに遊べるシナリオを掲載。サンプルキャラクターのデータですぐ遊べるので、蛮族ライフの体験にはもってこいだ。
これまでの『SW2.5』とは少し毛色の変わった、刺激的な冒険を楽しんでみよう!(田中公侍)
28日 電子書籍版:トロール牙峠戦争
作=スティーブ・ジャクソン
訳=安田均
発行=グループSNE
発売=FrogGames
定価:2,750円(2,500円+税)

ゲームブックの「ファイティング・ファンタジー(FF)」シリーズ、テーブルトークRPGの「アドバンスト・ファイティング・ファンタジー(AFF)」の舞台として、数多の人々を惹きつけてきた〈悪魔の3人〉の対立を描いた物語『トロール牙峠戦争』が電子書籍化!

(内容についてはこちら
(電子書籍化のニュースについてはこちら
2024年7月
16日  暗黒神話TRPGトレイル・オブ・クトゥルー・シナリオ集 最後の黙示
作=グレアム・ウォームズリー、スコット・ドーウォード
訳=森瀬繚/トレイル・オブ・クトゥルー翻訳チーム
発行=グループSNE
発売=新紀元社
定価:3,960円(3,600円+税) 
ISBN:9784775321690

好評をいただいている『暗黒神話TRPGトレイル・オブ・クトゥルー』に新たなシナリオ集が登場する。
原題は『The Final Revelation』。イギリスを舞台とし、純粋主義(ラヴクラフトの原典の雰囲気を重視するプレイスタイル)で遊ぶシナリオが収録されている。それぞれ、独立してのプレイが可能だ。
各シナリオを簡単に紹介しよう。

「死にゆくセント・マーガレット The Dying of St. Margaret's」
セントマーガレット島にある寄宿学校を訪れた探索者たちたちは、島全体が沈滞し、陰鬱な気配に取り憑かれていることに気づく。暗雲の根源とは……?

「天空の観察者 The Watchers in the Sky」
探索者たちは、それぞれの「安定の源(安定度を回復してくれる人間関係など)」に、ささやかな異常を見つけ、異常は拡大してゆく。真相を求める探索者たちは、湖水地方の小村ライダルへと向かう。

「血の舞踏 The Dance in the Blood」
湖水地方のブラックストーン・ホテルに居合わせた探索者たち。初対面のはずが、そこにあった写真に、幼い頃の自分たちを発見する。謎を解くために向かった近くの村で、恐るべき秘密と出会うのだった。

「危険な小箱 The Rending Box」
友人の依頼で、ロンドンの骨董店にある品物を回収しに行った探索者たち。以来、不可解な現象が起こり始め、届け先の友人は無惨な姿となって、この世ならぬ邪悪の存在を口にする……。

これら4本は、グレアム・ウォームズリーの手になるもの。独立したシナリオとしてプレイが可能だ。作成済みキャラクターも用意されている。
そして、この4本を、ひとつづきのキャンペーン・シナリオとして遊ぶための枠組みとなる追加シナリオ、表題作である「最後の黙示 The Final Revelation」(こちらはスコット・ドーウォードの作)も収録されている。
ロンドンのとあるオカルト古書店で、物語は幕を開ける。ここには毎週金曜日の夜、人類を脅かす危険を調べるために集う探索者たちの姿があった。しかし、会合を重ねるにつれて探索者たちの正気は損なわれていき、ありえないはずの変容が周囲を侵していくのだ。
ラヴクラフトの原典の雰囲気に浸れる、シビアなシナリオを、是非楽しんでいただきたい。(友野詳)
17日 ソード・ワールド2.5サプリメント バルバロスサーガ ‐蛮族と人族の英雄譚‐
作=北沢慶/グループSNE
発行・発売=KADOKAWA
定価:3,080円(2,800円+税)
ISBN:9784040755366

ついに蛮族シリーズ第3弾の登場です!
今回は、蛮族キャラクターのためのシナリオ集! 「蛮族のための蛮族領の冒険」「人族領での蛮族の冒険」「人族と蛮族が協力する冒険」の3本に加え、『ラクシアライフ』で好評を博したランダムにシナリオを楽しめる「簡易シナリオルール」蛮族版も掲載。様々なシチュエーションを、幅広いレベルで楽しむことができます。
蛮族社会でも人族社会でも生きていける、「ドレイク(ブロークン)」「ラミア」「ラルヴァ」の3種族が『ソード・ワールド2.0』から復活参戦! プレイの幅がさらに広がります。
蛮族領域と人族領域の狭間である、ゴーント地方サブラス海峡周辺のワールドガイドも充実。リプレイ『異端者たちの蛮歌』、サプリメント『バルバロスレイジ』と合わせて、思う存分バルバロスプレイを楽しんでください!(北沢慶)
30日 GMウォーロック Vol.14
作=安田均/グループSNE
発行=グループSNE
発売=新紀元社
定価:2,200円(2.000円+税)
ISBN:9784775321683

グループSNEが刊行しているTRPG&ボード・カードゲーム専門誌『GMウォーロック』の第14号。

【特集 協力ゲームでご一緒に】
今号の特集は、「協力ゲームでご一緒に」と題して、協力型ボード・カードゲームの傑作やグループSNEから発売中の協力ゲーム、仲間と一緒に力を合わせて挑戦してほしい謎解きゲームのラインナップを一挙にご紹介。さらに、BOX型協力ゲーム『いさましいちびっこ炊飯器TRPG』『境都妖異世界』『クリティカル:サンクチュアリ』の追加データほか、発売間近の『ソード・ワールド2.5 RPGボックスセット 大鉄道祭の饗宴』最新情報&RPGの単体シナリオとしても遊べる本編の前日譚シナリオを掲載。

【追悼 山本弘さん】
先日、逝去した山本弘さんを偲び、安田均、水野良含むグループSNE創設メンバーや氏と深く交流のあった業界関係者の追悼文を掲載。また、氏が執筆したゲーム関連書籍をリストアップし、その功績を振り返ります。
この他、追悼企画として約30年以上前に刊行の『ウォーロック第二号』にて氏が自ら描いたコミック「私はこうしてバルサスした」を、中山哲学がリメイク。名レポートコミックが令和に蘇ります。

【マーダーミステリー関連】
グループSNE/cosaic注目の最新作情報にくわえ、今夏から始動する新レーベル告知等々、新情報盛りだくさん。
好評のオリジナルマーダーミステリーは、マダミスアプリuzuで活躍中のSNE新人数羽と、人気デザイナー九尾まどかが制作。


他、『ソード・ワールド2.5』や『アドバンスト・ファイティング・ファンタジー第2版』『暗黒神話TRPG トレイル・オブ・クトゥルー 改訂版』など、TRPGのサポートも、シナリオ、ソロアドベンチャー、コラムなどで充実のお届け。

GMウォーロックの購入は定期購読が大変便利です。
また、各種通販サイトまたは全国のゲームショップ、書店でもお取り扱いいただいております。 店頭に見あたらない場合は、店員さんに書籍タイトルとISBNをお伝えください。(西岡拓哉)
31日 協力ミステリーゲーム 卓上探偵団
死神たちの鎮魂歌

作=円居挽
システム原案=河端ジュン一
ディベロップ=友野詳/グループSNE
発行・発売=グループSNE
定価:2,420円(2,200円+税)
JANコード:4580552551312

人気の「卓上探偵団」シリーズに、ふたたび本格ミステリー作家が参戦! 〈キングレオ〉シリーズなどの円居挽さんが謎とプロットを考案してくれました。

舞台は現代の日本。
周囲で起こった悲しい死のたびに成功を手にしたため、死神体質と呼ばれるIT業界の巨星、赤原慎吾。
彼は「死神体質は実在する」という証明のために、それぞれの業界で「死神」と呼ばれる5人を屋敷に招きます。探偵、ギャンブラー、コンサルタント、傭兵、そして謎めいた少女。
検証がはじまる当日の朝、赤原は、遺体で発見されます。……しかも密室状況で!
第一発見者となったのは「万一のことが起こった場合に」と後事を託されていた卓上探偵団……あなたたちでした!

完全協力型のミステリーゲーム! プレイヤーは一致団結して探偵となり、カードをめくり、証拠を集め、証言を吟味し、現場マップなどのコンポーネントを検討していつ、どこで、だれが、どうして、どのように、という5つの謎を解きます。時には追加の設問が登場することも?
いくつ正解を出したか、何枚のカードを開かずにすませられたか、が評価の基準。
さて皆さんは、見事名探偵の称号を得られるでしょうか?
謎を読み解くうちに出来上がる物語を楽しんでください。(友野詳)
31日 電子書籍版:コボルドのボードゲームデザイン
作=マイク・セリンカー(+ジェームズ・アーネスト、リチャード・ガーフィールド、スティーブ・ジャクソン他世界的ゲームデザイナーの面々)
訳=安田均/グループSNE
発行=グループSNE
発売=FrogGames
予価:3,300円(3,000円+税)

ゲーム作りのいろはを教えてくれるエッセイ集、『コボルドのボードゲームデザイン』が電子書籍化!
「コンセプト」から始まり、「デザイン」「ディベロップメント」「プレゼンテーション」の4段階について、世界的に有名なゲームデザイナーやディベロッパー、販売者たちが自分たちの経験談を語ってくれます。

(内容についてはこちら
(電子書籍化のニュースについてはこちら
2024年8月
下旬 RPGシティブックIV ―ファンタジー世界の旅編―
編集=ポール・ジャーキーズ
監修=安田均
訳=中村俊也・柘植めぐみ
発行=グループSNE
発売=新紀元社
定価:
ISBN:

あらゆるロールプレイングゲーム(RPG)に活用できる汎用都市設定資料集「シティブック」シリーズの第4弾!
今回のテーマは「旅」。都市内での準備に始まり、都市の門を出てからの旅を描くのに役立つ様々なものを扱います。
ご紹介する13の施設は旅を支援する謎の教団、旅券や宿泊を手配する旅行代理店、ドラゴンの飛行で小荷物を運ぶ宅配便、旅客馬車の交通網を支配する大企業、危険な急流にかかる有料橋など、冒険者にとって便利な「旅のサービス」がそろっています。もちろんシリーズ既刊と同様に、施設の詳細な地図や人物のイラストが華やかにページを彩ります! さらに本書は後半に「放浪者」の章を設けて、冒険者が旅の途中で出会ったり、一緒に旅したりするかもしれないノンプレイヤー・キャラクター23名のプロフィールも解説。優秀な癒し手である女司祭から亡国の王子まで、一癖も二癖もある旅人が並びます。
「旅のサービス」も「放浪者」も、項目ごとにシナリオのアイデアが複数付いていますので、各アイデアに施設や人物を組み合わせるだけで、いくつものストーリーを展開できるでしょう。
このRPGシナリオ作成キットを活用して、都市から出る、または都市に帰る旅の彩りを豊かにしてみてください!(中村俊也)
下旬 モンスタートリテ(仮)
原案=我孫子武丸
ゲームデザイン=柘植めぐみ/グループSNE
発行・発売=グループSNE
定価:2,420円(2,200円+税)
JANコード:

数字と色のカードを手に、冒険者となって世界を探索しよう……?
“トリテ”とは“トリックテイキング”の略。親プレイヤーから順番に手札を1枚出し、最初に出されたカードと同じスート(色)の中で最も数字の高いカードを出したプレイヤーが「そのトリックに勝利」します。
どのくらいトリックを取れそうか予想したり、ここぞというときに「切り札」を使ったりと、楽しさや悩ましさが詰まった“トリテ”。今、世界中でこのシステムを取り入れたゲームがいろいろと出ていますが……ベテランミステリー作家の我孫子武丸さんから「遊んでほしいゲームがあります」と自作ゲームを持ち込まれたとき、まさかそれがトリックテイキングゲームだとは思いもしませんでした(てっきりミステリーゲームだと!)。
しかも舞台はファンタジー! プレイヤーはパーティを組み、立ちはだかる難題をトリックテイキングを行うことでクリアしていきます。数字を集めてモンスターを倒したり、秘宝(切り札)をぶつけて災害を退けたり……可能性は無限大。
キーとなる要素は「協力ゲームであること」「カードの色が裏面からわかること」「ディスコミュニケーション(手札の内容を話してはならない)」「唯一のコミュニケーションはカードのドラフト!」などなど。
仲間とあうんの呼吸でミッションを次々クリアし、シナリオ達成を目指しましょう!(柘植めぐみ)
下旬 ソード・ワールド2.5 ボックスセット 大鉄堂祭の饗宴(仮)
監修=安田均
著者=清松みゆき/グループSNE
発行・発売=グループSNE
定価:
JANコード:

箱を開けてそのまま遊べる(筆記具やキャラクター用紙を別に用意しなくていい)をコンセプトに遊ぶ、「ボックスセットのソード・ワールド2.5」のシリーズ新作です。
キャラクターをカードの組み合わせて表して、直観的に遊ぶことができるのが特色です。
今回は、ドーデン地方随一の大都市キングスフォールが舞台です。先に発売の『ソード・ワールド2.5サプリメント ドーデン博物誌』や『同 鉄道の都キングスフォール』でおなじみの、鉄道とお祭りと料理の街です。
お祭りの中でも最大の大鉄堂祭――街を挙げて一週間以上祝われる――に向けて、それを盛り上げるべく企画されたのが、「大鉄堂祭のスペシャルメニュー」。一風変わったスペシャル料理のフルコースです。
PCたちは、これを完成させるべく冒険を繰り広げます。なぜ冒険? それこそが。このメニューが「スペシャル」である証です。 暴れる大猪を狩り、人や動物を捕食する危険な植物からつるや花を剥ぎ取り、廃墟に擬装して待ち受ける大鮟鱇から肝を取ってきましょう。
他では食べられない、とびきりの食事があなたを待っています。(清松みゆき)



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