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2021年1月 | |
15日 | ウォーロック・マガジン VOL.9 著=安田均ほか 発行=グループSNE 発売=書苑新社 定価:1,800円(税別) ISBN:9784883754311 海外TPRGサポート誌「ウォーロック・マガジン」最新号は二度目の都市特集! 看板タイトル――アドバンスト・ファイティング・ファンタジー第2版(AFF2e)、トンネルズ&トロールズ(T&T)、パグマイアのそれぞれについて、“三都物語”を掲載します。冒険あふれる個性的な都市を3つずつ取り上げ、立ち寄るべきスポットやシナリオフックを紹介。さらにはシティアドベンチャーで役に立つ汎用チャートも用意する予定です。 もちろん、大好評コラムにソロアドベンチャー、シナリオもたっぷり! 付録はVol.7で開催したソロアドベンチャーコンテストの優秀作品をまるっと詰めこんだ冊子になります。ぜひチャレンジを。 パグマイアでは、発売したばかりの『マウ連合君主国ルールブック』を活用したシナリオ+猫になって大冒険のソロアドベンチャーを掲載。コミック「ポメロスくん」も健在です。 T&Tもシナリオをたっぷりお届け。2021年頭に発売予定のアドベンチャー・シリーズ『怪奇の国のアリス』を題材にしたものもありますよ。また新刊『シティブックⅠ』の紹介コミックも爆笑必至。 AFF2eの記事も色とりどりです。本国イギリスでリリースされたばかりの設定集を一部翻訳し、そこに登場するクリーチャーに絡めたソロアドベンチャーを体験していただける予定。さらにAFF2eコミックの舞台は……なぜか火吹山? 理由が知りたい人は、本誌のもう1つの特集記事をぜひお楽しみに!(柘植めぐみ) |
22日 | グッド・パピーズ 作=クリス・シェスリク 監修=安田均 翻訳=こあらだまり 制作・発売=グループSNE 定価:2,000円(税別) JANコード:4580552550469 遊び盛りの子犬たちをあなたのお庭にご招待! 彼らの好きなものは、もちろん、骨。子犬たちの芸を駆使して、おいしい骨をたくさん集めましょう! グッド・パピーズは自分の庭に子犬を集め、骨を埋めるゲームです。ゲームが終了した時に、もっとも骨をたくさん持っているプレイヤーが勝利します。 子犬たちはコーギーやシェパードなどの血統を持ち、性格も「忠実」や「ずる賢い」など様々。血統は「ゲーム終了時のボーナス」となり、同じ血統の子犬を集めれば集めるほど効果が強化されます。また、性格は子犬を自分の場に出したときに使用できる「芸」(特殊効果)を決定づけます。 ゲームの流れ自体は比較的シンプルです。 プレイヤーは3枚の手札から、自分の庭に出したい1枚を選びます。全員で一斉に公開し、子犬の数字(すべての子犬には00~99番の番号が振られている)の大きな順番に手番を行います。 手番中に子犬を自分の庭に出して芸を使用した後、ドッグパークというテーブル中央の場から手札に子犬を補充します。 さて、庭に来た子犬ですが、柴犬なら柴犬、ピットブルならピットブルのグループを作ります。ゲームの勝利点である「骨」はこのグループの下に置かれます。 骨は子犬たちの「芸」や血統の「ゲーム終了時のボーナス」によって埋めたり、増やしたり、他のグループに移動させたり、アップグレードしたりすることができます。骨を稼ぐ手段は様々ですが、特に重要なのが、アップグレード。これを行うことにより同じ骨でも1⇒2⇒5⇒10と数がふえてゆきます。 とにかく骨を埋めることは大事ですが、いかに増やすかも大切。そのために、どんな「血統」の子犬を集めるか、どんな性格の子犬に「芸」をさせるのか、なかなか計画が悩ましいゲームです。 これほど骨太のゲーム性を持つ本作、一体デザイナーは誰かと見てみると、クリス・シェスリク。そう、あの『テストプレイなんてしてないよ』のデザイナーの作品なのです! シェスリクのゲーマーな側面をかわいい子犬たちと一緒に味わってみてください。(こあらだまり) |
2021年2月 | |
10日 | ソード・ワールド2.5 RPGビルディングBOX 監修=安田均 著者=北沢慶、河端ジュン一/グループSNE 制作・発売=グループSNE 定価:6,000円(税別) JANコード:4580552550506 この冬、新たに『ソード・ワールド2.5』のボックスセットが登場! まず、本作の特徴として、自分だけのキャラクターを作ること(ビルディング)ができます。 6つのキャラクタータイプ(戦士・密偵・魔法使い・魔法戦士・魔法剣士)と、7つの種族(人間・エルフ・ドワーフ・タビット・ルーンフォーク・リルドラケン・メリア)を組み合わせ、そこに戦闘特技を習得させたり、武器や防具を装備させたりすることで、様々なキャラクターを生み出すことができます。 種族も、それぞれ「パワー系」や「頭脳系」など、2~4種類の違いが存在し、同じ「人間の戦士」でも、違った個性を表現できます。 魔法も定番の「ソーサラー」「コンジャラー」「プリースト」に加え、最新サプリメントから「ドルイド」を収録。手軽に最新データを楽しめます。 レベルアップは5レベルまで対応しているので、結構しっかり冒険することができます。 とはいえ、キャラクターを作っても、遊べなければ意味がない!? というわけで、本作には冒険の「依頼カード(シナリオ)」を25本収録。 シナリオは、イベントカードを使ったランダム展開なので、プレイするたびに違う展開が楽しめます。しかもイベントカードは総数100枚以上! 同じ展開になることはまずありえません。さらにランダムダンジョンも収録。結構本格的なダンジョン探索も体験できます。 ひとつの依頼(シナリオ)あたり、30~90分程度で遊べる気軽さもポイント。さらに、GMレスでも遊べるので、事前準備なしでも箱を開けたら即プレイすることが可能です。 さらに、連続して遊ぶことで、中間エンディング3本、エンディング5本に分岐するように作られています。 1度のプレイで、真のエンディングにたどり着けるのか!? じっくり楽しんでくださいね! ※本作で作ったキャラクターで、『ソード・ワールド2.5 RPGスタートセット 星をつかむ迷宮』『同 水の都に沈む闇』『ソード・ワールド2.5 ボックスセット 冒険者ギルド』をプレイすることも可能です。また、これらに付属しているアイテムや、ギルド育成ルールも活用することができるので、合わせてお楽しみください。(北沢慶) |
20日 | ソード・ワールド2.5リプレイ 悪徳に沈む復讐者たち 下 監修=北沢慶 著=西岡拓哉 イラスト=丘、にじまあるく KADOKAWA 定価:880円(税別) ISBN:9784040740218 蛮族と悪党、魔神がうごめく悪徳の都ヴァイスシティ。 悪党退治と人助けを続け、ついに仇の居場所を掴んだ復讐者たち。 そこへ乗り込んだ彼らに待ち受けていたのは、都市を呑み込む巨大な“奈落の魔域”であった。 都市を束ねる重鎮たち、これまでの出会いに助けられ、復讐者たちは最終決戦へ挑む! 本作はシナリオ型サプリメント『ヴァイスシティ―悪徳の贄―』を用いたリプレイです。 上巻では冒険者一行がヴァイスシティの過酷な現実を目の当たりにしつつも、様々な住民と出会い、苦難を乗り越えてきました。 下巻ではヴェルナーたちの仇ベネアスと邂逅し、最後の戦いに挑みます。彼らがどのように復讐を果たすのか、クライマックスのラストページまでぜひ見届けていただければ幸いです。 巻末には『ヴァイスシティ』の著者川人忠明による、この悪徳の都へ足を踏み入れるための新たな導入「財宝編」のエンディングまでを描いた後編を収録しています!(西岡拓哉) |
26日 | T&Tアドベンチャー・シリーズ9 怪奇の国のアリス+怪奇の国! 著=ジョエル・マーラー&キース・A・アボット 日本語版監修=安田均 訳=岡和田晃 発行=グループSNE 発売=書苑新社 定価:1,800円(税別) ISBN:9784883754342 「トンネルズ&トロールズ完全版」をひとりでも楽しめる「アドベンチャー・シリーズ」の最新刊が登場! その名も『怪奇の国のアリス』……って、不思議の国でも鏡の国でもなく? そもそも怪奇の国(Weirlworld)って何? 実はこれ、T&Tの歴史をさかのぼること43年、なんと1977年に発売された6つ目のソロアドベンチャー『Weirdworld!』へのオマージュ作品です。T&Tのソロアドベンチャーは当時、日本でも社会思想社から数多く発売されましたが、この『Weirdworld!』は未訳のままでした。 そこで今回、『怪奇の国のアリス』を出版するにあたり、古い作品もお読みいただけるようにしよう! と考えました。そう、新刊『怪奇の国のアリス』には、新旧2つの“おかしな世界”を舞台にしたソロアドベンチャーが収録されているのです。 旧作の『Weirdworld!(怪奇の国!)』は、まるで絵本のように妙ちくりんなイラストが満載。戦士キャラクターとして、数々の不思議体験を乗り越えましょう。 新作の『Alice in Weirdworld(怪奇の国のアリス)』の主人公はもちろんアリス! 淑女になるためのレッスンを抜け出し、かつての冒険で知り合った奇人・変人だらけの世界へ再びGO! 果たしてアリスは無事に現実世界へと戻ってくることができるでしょうか? おまけとして、怪奇の国にヒントを得た多人数シナリオと実際のプレイを再現したコミック、さらにそのシナリオに登場するおなじみキャラクター“無限の万太郎”が活躍する日本オリジナルのソロアドベンチャー2点も収録(いずれも雑誌からの再録です)。 不思議の詰まった一冊を、どうぞお楽しみください。(柘植めぐみ) |
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